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カテゴリ:旅への想い・ふしぎな風景・はじめての街角
ラスコー展では、バイソン、鹿、牛、馬、の絵が観られた。
熊、トナカイ、ヤギなども、描かれているそうだ。 あ、基本的に動物(大型の哺乳類)以外は、描かれていない。 他の洞窟ではマンモスを書いた絵もある。 鳥、爬虫類、それに、小型の犬も、猫も、ネズミもない。 釣針はあっても、魚も描かれていない。 ほかにも、「あっていいはずなのにないもの」がある。 「樹木・草」「人」「火」「月」・・・。 背景がないままに、動物だけが描かれている。 人が描かれてないのだから、物語や日記ではなさそう。 家族のスナップも、酋長の遺影もない。 「写真を撮られると、魂を抜かれる」みたいな迷信があったのか。 槍がささっている絵がある。 食糧となる動物に限定されているのか。 子供たちに、獲物を教えるために、使ったのか? だとしたら、解体や調理の絵があってもいいような気もする。 魚の絵もないしなぁ。 洞窟には、生活の痕跡がないのだとか。 何らかの特別な場所。 動物を教える場所だったのだろうか。 数年に1度しか出会えないような動物を、次世代に伝えるために。 それこそ、博物館。はく製の展示。 ラスコー以外の洞窟でも、大型哺乳類をメインにしている。 よその国、よその町に博物館ができたときくと、自分の村の洞窟にも、と。 自分よりも、強いもの、大きいもの、早く走れるもの、に対するあこがれがあったのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年02月09日 14時06分55秒
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