テロ等準備罪の議論が、「机上の空論に見えるのは、実証テストが行われていないからだ。」と、言ったら、賛否の両者ともから、クレームが出そう。
気になる点をいくつか。
1)犯行の実行の前に、逮捕するのだから、罪名は「テロ未遂」なのか。「疑わしきは罰せず。」という法廷用語の存在が危うい。 未遂に対して、どれだけの量刑が予定されるのだろう。
「駐車場に自動車を止めて酒を飲んでいた。」からといって、飲酒運転未遂は無理だろう。歩いて帰るつもりだったかもしれないし。
2)とある農家で、「20**年3月15日に、畑を荒らす野ザルを、自分ちの畑で遠隔操作のサイレンでこらしめる作戦」の計画書を作ったとしよう。この「野ザル」は某政府要人を示す暗号で、「自分ちの畑」は「国会前広場」、「サイレン」は「爆発物」を意味する、なんてことをコジつけるというのが、戦時中の特高やナチの親衛隊のやり方だったらしい。
ギャル語の解釈にすら、誤訳が存在するといわれるのに、故意に難解にした暗号なんかで、実証できないはず。 文字化された証拠があったとしても、なんだかなぁ。 ピーナッツが1億円みたいな、単純なものなら、まだしも。
3)机上と現場はちがうので。 やっぱり、現場の意見も聴いて、シミュレーションしてみないとね。
それで、「この法律があれば、過去のあの事件は未然に防げた。」なんて言われると、ココロがざわつく。
逆に、「こんな法律があったって、あの事件は防げなかった。」って、いわれれば、そんなもん、ほしくない。
通販の便利グッズみたいな扱いで申し訳ないけど。
現場が、もてあましている法律は多々あるのに、なんで新しい法律の制定にはフィードバックされないのだろう。
高校のときの数学の先生が、「努力点」というものを持っていた。
実際には解答にいたらなくっても、さまざまな計算が試みられていたり、ケアレスな計算ミスなだけで計算式が出来上がっていれば、何割かの点数をくれる。
試験勉強をしていないで、あきらめかけている生徒に対し、
「公式を覚えていなくても、努力点は、かせげるぞ。」と、ハッパをかける先生でした。
国会議員のみなさん。
公式ばかり勉強している官僚さんとは、差が学力差があるのは、しょうがないこと。
せめて「努力する姿勢」を、見せてください。
シュミレーション(×)
シミュレーション(〇)だって。
シムシティ の「シム」かな。
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