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カテゴリ:音楽ワヤ!本質にはカスリもしないアレコレ
谷山浩子さんの「メモリーズ」を、ここ3日ほど聴いている。 「LADY DAISY」と「ガラスの巨人」が、やさしく響く。 手持ちの音叉を、震えるままに心におしつけて、そかから徐々に柔らかさが広がる気がする。
ここのところ、心は凝ってしまって、顔も無表情になっていた。 つらいこと、哀しいことを、引きずっていると、心も表情も、ダンゴ虫のようにちいさく固まろうとする。 肝硬変ではなく、心硬変とでも呼んでみるか。
この1年半ほどの塞ぎのもとは、いまだ解決できそうにない。 25年くらい前に、おなじ「塞ぎのもと」を患ったときには、 5年間ほどの時間を、「高倉健さんよりも笑わないヤツ」と言われていたのだけれど。。。 「ウツ」というのではないと思っていたし、もしそう思っていたらさらに固まってたかもしれない。
原因をなくすことはできなくても、対処療法はあるはず。 谷山さんを聴くのも、その一つ。こころのマッサージ。 熊本のひとびとの頑張る姿を見学させてもらうのも、そのひとつ。 読みはじめてみたけれど、読みずらい本は、むりせずに積ン読。 新聞の「折々のことば」に、気持ちが揺れたら、切り取って財布にしまう。 中島みゆきさんも聴いてみよう。これは、谷山さんよりも荒療治。荒料理。 固くて料理できない心には、隠し包丁。だな。
そして、逃げてばかりじゃ、はじまらない。 時期を選んで、「塞ぎのもと」には、正攻法であたらなきゃ。
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最終更新日
2017年10月30日 13時56分10秒
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