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カテゴリ:こねた(みにまむ おぶじぇくと)
死の商人と呼ばれる武器商社「ブラックゴースト団」は、それだけでも手ごわいのに、
米国の大統領が、全面協力しているというのだから、 これはもう、たまったものではない。 産+軍の協同体に、政府も加わり、産+軍+政のこんがらがりっと。 昭和40年代、武力や武器が実生活から隔離され、 「軍事」の実像と、「平和」のピントがぼやけはじめたころ。 最強兵士となるべく、体内に武器を埋め込まれたり、 特殊能力を付加された「サイボーグ009」と仲間たち。 闘わなければ守れない「人々の平和」。 闘うことで失われる「心のやすらぎ」。 今頃に思うのは、 「戦争がない」ことだけでは、「平和」は達成されないこと。 争いの種となる「飢餓」、「差別」、「主義・宗教そのたの対立」、その他諸問題の克服。 「戦士の義憤」。そして「心のやすらぎ」。 「平和の危機」が訪れるまで、「平和の尊さ」を忘れてしまう人々に、 最強の敵が現れた今こそ、熟考のとき。 ブラックゴースト団の首領にして、米国の大統領。 武器の販路拡大に、これほど確実なポジションはない。 マッチ&ポンプ。 あちこちに火をつければ、消火ポンプが売れる。 ポンプを買わないと、火をつけるぞと、脅してても売りまくる。 病原菌を握った悪者が、ワクチンを売るのと・・・、ちょっと、違うかな。 こうしよう。 病原菌を持った悪者が、報復用の病原菌をあちこちに売りまくる。 ワクチンもできていないのに。 お互いに病原菌を相手側にばらまいて、 敵も味方も、両方とも滅び去る。 戦争のワクチンは、まだ、発明されていないのに、 戦争の種を売る大統領を、止めようとしないのは、誰? ( この項目は、「絶対悪」があたまのどこかにひっかかっていて、こぼれでたんだと、自己分析するところ。 ) 【全15巻セット】大長編SFコミックス サイボーグ009/1巻-15巻/完結/石森章太郎【中古】[☆2] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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