「 シーズンを通じて1位のチームに、 一番多く勝ったチームと2番目に多く勝ったチームが、
クライマックスに参加する。 」
クライマックスの参加資格を変えた方がいいように思うが、どうだろう。
広島が、セ・リーグの他の5球団すべてに勝ち越す勢いの今年。
なのだけど、
現在2位と3位と4位の球団が、広島に大きく負け越している。
広島戦の成績が5分にちかい2球団(中日D・横浜DB)は、5位と6位に低迷。
このまま行くと、広島に大きく負け越しているチームだけが、クライマックスシリーズに出ることになる。
1年通じての対広島の戦績が「9勝16敗」とか、「7勝18敗」とかのチームが、クライマックスで広島に挑む。
下剋上など、夢のまた夢。
何のためのクライマックスシリーズなのか?
広島よりも強いチームが、「あるのか・ないのか」を、検証・確認するためのクライマックスじゃないのか?
ダブルスコアで負け越したチームに、下剋上の期待がもてるのか。
これでもし、下剋上されるとしたら、まったく広島も浮かばれない。
上位チームから逃げて、弱いチームで勝ち星を稼ぐ。
そんな「姑息」が、クライマックスに出るための定石になるかもしれない。
自分は、そんなのは嫌だ。
クライマックスの参加資格を変よう。
「 シーズンを通じて1位のチームに、
一番多く勝ったチームと2番目に多く勝ったチームが、
クライマックスに参加する。 」
シーズン後半も、対・首位チーム戦や対・2位チーム戦やにはには、手抜きができない。
上位チームにとっては、試練逆風の後半戦。
対・首位チーム戦には、シーズンの終わりまで、緊張感が持続するはず。
クライマックスも、「最強決定戦」の雰囲気に盛り上がる。
通常の年であれば、首位チームに「勝ち越し」ているチームが存在する。
そのチームが挑戦者になるのだから、十分過ぎるほどに勝ち目がある。
下剋上も、当たり前の対戦になる。
さっそく、来年からでも、どうでしょう。
胃がひりひりするような、「消化」の悪いプロ野球を、私は観たい。