中国では、「為政者の素行が悪いと、天の神様がおいかりになって、災害が起こる。」という言い伝えがあるみたい。
普段から、為政者への不満が、日々蔓延しているところに、たまたま災害が起こると、
「これは、みんなヤツのせいだ」と、なるのかな。
ヤツ当たりだったり、濡れ衣だったり、とばっちりだったりするのかも。
でも、まぁ、
自然災害は因果関連がはっきりしないけど、
「経済」「社会福祉」「戦争」なんて分野での凶事は、
かなりの確率で、為政者の責任があきらか。
威勢のよいトランプさんなんか、わかりやすいよね。
手当たり次第で、地位も名誉も、かなぐり捨てる気合だし。
「金も要らなきゃ、名誉も要らぬ、
嫁にまけない背がほしい。」だけかもね。
じっくりと成り上がってきた為政者は、
せっかくの地位を無くしたくはないので、
ばれないように、裏から手をまわすだけの、慎重さがある。
ブームや七光りだけの為政者には、
慎重さはないけど、姑息さが見え隠れ。
大胆さもないけど、空威張りな無謀さはある。
安倍さんは誤解して、
「地震や台風の原因が、私みたいな、一個人に起因するなんてことが、
あるはずが、な~ぁいじゃありませんかっ。」
なんて、問答を返すかもしれない。が、それはちがう。
もっと、冷静な話です。
安倍さんが、十分な予防と、できる限りの事後策を尽くしたかどうか、問題なのです。
一例をあげるならば、
赤坂自民亭を中座して、対策本部を設置しなかったことが、不十分かどうかの問題です。