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2018年12月19日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
南青山の「児童相談所」問題には、二つの反対意見があるようだ。

1型)小学校保守派
「小学校に庶民の子供が増えるのがイヤ!」というが、南青山小は公立小学校である。
校長が公選されてブランド品の制服を強要された例もあれば、農業実習を課せられたり、給食で食中毒が起こって2週間も停止したり、突然に何が起こるかわからない。
「私立小学校に支払う学費を節約するために、有名区立小学校に子どもを入れて、浮いたお金で青山に家が建つ。」 ハイリスクだなぁ。高級制服は、買えないなぁ。 
せっかくの上流のご学友が、中学校から私立に進学なされたら、お付き合いでも、やっぱり学費がかかるのに。 「田園調布に家が建つ」という漫才のころは、当然にお金を持っているから高級住宅地に建っていると思っていたけれど、いまどきは、万全ではないのかもしれない。
あえて、「公立小学校は庶民のための学校だ。庶民が嫌いなら、初等科か幼稚舎へでも行ってくれ。」
偉人の伝記のなかのお母さんには、「借金してでも学校は出させる。」「家業が傾いても、学資は送る。」というタイプの、学業最優先のまっすぐさがあるのだけれど。。。。

Ⅱ型)不動産価値保守派
「児童相談所が建って、不動産価値が下落したらどうする!」というが、補償を求めればいい。
そんな裁判が成立するかどうか、都庁の公共性と個人の利益だ。
もし勝っても、地価がさがった分を、現金でもらって、それで終わり。
場所が南青山でしょ、高級都立霊園なんかも可能性はあるし、IRカジノにも悪くない立地。日大か中央大学に借地されたら高層校舎が建つだろう。 防衛力増強の昨今、そっちの施設だってありえなくはない。まぁ、高層の都営住宅か高齢者施設なら、都民の大半は反対しないだろう。
低層の児童相談所あたりで手を打っておいた方が、よいように思いますよ。

Ⅲ型)税金回収派
「高い税金でそういう施設を作って、もったいなくないの?」と、いわれても、
港区の土地はどこでも高価だし、元のとれるものって、何?
公共施設なんて、図書館も病院も、採算度外視ってものだろうし、
それだから、国も安めのお値段で売却したことになってるし、、、。
プライスレスで必要なものならいいのかな、
赤坂消防署とか、麻布警察署とかと、敷地を交換してもらって・・・。
美術館も劇場もたくさんある港区に、もう文化施設は、たくさんだし。​


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公共に意見を認めさせるには、反対派のだれかが都知事選に出馬することが近道かもね。

追記20181224)
南青山に「こそ」、児童相談所が必要なのかもしれないと、思うようになった。
説明会で、あの差別的な言動で目立ったお母さんたちのことを考えるとね。

「家なき子(主演;安達祐実)」
「きたかぜと たいよう」
敵対することが、プラスの結果に転じるのは、むずかしいことです。
エリカお嬢様にも、北風にも、ブが悪いのは、周知のこと。

「こどもを生むだけでは親になれない」というCMもありました。
児童相談所が、こどもを取り巻く環境の改善を目指していくのなら、親のスキル向上というのも目標のはず。 だからね、あの人たちがいる南青山にこそ、って。
(あの数名のお母さん方が、まちがいなく少数派なのは、わかってますが。。。)

「金持ちケンカせず」 
単なるリスク回避というのではなく、お金持ちは、問題回避に協力できる気持ちの余裕をもっているはず。「私財ををなげうって」との美談は多く、反面「ボンボンのきれい言」とかやっかみもされるけどね。

「ノブレス オブリュージュ」
メセナ、社会還元、なんて、大きなこともあるだろうけど、身近なことから、コツコツと。





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最終更新日  2018年12月24日 09時16分49秒
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