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カテゴリ:音楽ワヤ!本質にはカスリもしないアレコレ
「きみはロックなんか聞かない」というフレーズを、
誰かがラジオであいみょんの「発明」だと言っていた。 このフレーズで、「きみ」がどんなタイプなのか、十分に理解できると。 確かに!と納得した。 でも、2~3日すると、違和感。 なにか、もっと違うものが語られている印象なのだが、ことばにまとまらない。 牛のように、数回くり返して噛みしめていると、アクリルの壁がみえてきた。 きっと、ぼく(わたし)は「ロックが大好き」で、ロックを聴きそうにない「きみ」との間に距離を感じている。 身近にはロックがすきな友人がいるのだけれど、なぜか遠い「きみ」にひかれている。 そんな合理的でない距離感まで描き切っているように思えた。 ***ここまでは、一般解。ここから参考例。*** あっつぁんは、ロックも含めて洋楽をめったに聞かない。 数年に一度は、興味のわく洋楽にであって、訳詞をみたり辞書をひいたりするのだけれど、どうしても、いくつかの日本語に枝分かれしていって、決定稿がみつからない。 汲み取れない意味があるようで落ち着かない。 あるとき、車でラジオを聞いていた。 後部座席にいるひとは、英語がすきなひとだったので、HNK-FMの洋楽の番組をながしていた。 「あ、いまの曲、*****だね。」 おいおい、ラジオの流れている車の中で、その小声はないだろう。 訊き返したのだけれど、戻ってきたのも、届き切らない声だった。 ELOか、EL&Pか、どちらかを言っていたようだけど聞き取れなかったし、名前は聞いたことがあっても、素性はまったくわからないバンド。 ふと、5年の時をすごして、今日調べてみた。 EL&Pは、高校の先輩の好きだったバンドだと再認識。タルカスのジャケットは何度も目にしたし、夏休みにはラジカセで繰り返し再生されていた。 ELOは、「あぁ、この曲が」という程度。サビの部分くらいは、耳になじみはあるけれど。 水玉さんがいう「島」の感じかなぁ。 海ほどきびしくはないだろうけど、 浅いけれど、こえるには努力の要る河くらいは、あるのかなぁ。 あいみょんははからずも、「川または距離」まで描いたのかもしれない。と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年02月12日 01時32分56秒
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