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七転八べぃ≒(七転八倒+七転八起)÷2 ≒あさ・がお

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2023年07月02日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
2018年08月07日
どうしても読み進めない本があります。『星の王子さま』。
同じ著者の『夜間飛行』と『戦う操縦士』は20代中半にすっきりと読み終えている。
岩波版も手元にあるし、倉橋さん訳の文庫版もあるし、NHKラジオの朗読も録音してある。
どれも手をつけてはみるのだが、中断してしまう。
飽きるとか、退屈とかではなく「困惑」が原因みたいだ。
この言葉で適切なのかどうかは、自信がない。

自分はディティールの整った推理小説とかが好きで、
「過去にみた車窓の風景」や「映画の中の洋館」「旅行案内の現地写真」などを適当に引用しながら読んでいる。
のだが、王子さまの「星」や「凶暴なバオバブ」は脳裏に浮かばない。
空振りの「なんでやねん」が、積み重なって、終わりのない迷走に入ってしまう。

********************
2023年04月05日
『星の王子さま』読了。
時間調整と昼食のために入った喫茶店。
自分が日常を暮らしている範囲からは1時間ちょっとはなれていて、
窓の外を知人が通ることもなく、お店のスタッフさんもあかの他人。
フロアの南西の角の2人がけテーブル。専用駐車場に向いた窓が正面にある席。
読書に集中するには都合の良い環境。
このときまでに、はじめの3分の1あたりまでは読み進んでいたが、ここで一気に読了。

3つの時空で起きたことが語られる。
「宇宙での遍歴」「砂漠での交流」「語り手の子供時代」
で、感想はなくて、心象があるばかり。
現代彫刻や風景画のように、文字に翻訳しても意味がないような、
ありのまま置いておくのが、いいんではないかと。

『夜間飛行』や『戦う操縦士』には臨場感がありました。
『・・・王子さま』は、語り手の向こうにあって、語り手のフィルターを超えて、遠い砂漠とはるかな宇宙の距離に濾過されて。すでに結晶化しているように思われます。


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最終更新日  2023年07月02日 11時03分21秒
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