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カテゴリ:不二時代の海外出張
私の海外出張 5.新素材の台湾市場開発 台北(96.6) 前日の出展各社の顔合わせ 最後の出張は蛋白新素材販売部の台湾市場開発の目的で台北の販売代理店の振芳さんが「台北国際食品工業展」に出展するに当って参加を要請されて受諾した不二から私と課長及び輸出代理店の住友商事の担当者の3人が出向いた。出展品は当然私の部が担当していた大豆ペプチドと大豆食物繊維のソヤファイブだった。 尚 大豆ペプチドは大豆蛋白を酵素で分解した消化吸収が良くて脂肪燃焼効果も抜群な低分子蛋白質でスポーツ飲料やダイエット食品として有効な素材です。またソヤファイブは酸性乳飲料の分散安定剤として優れた製品であり何れも当時世界でも不二しか造っていなかった。 台北の空港に課長と二人着いたところ迎えに来ているはずの台北住友のローカル社員が渋滞に遭ったとかで小1時間待たされその間連絡が取れず些か心細い目に遭った。 不二のブースの振芳社長(左2人目) 蒋介石の墓稜の私 私は社長の右となり 台北には1週間滞在したが毎日出展ブースの店番は結構忙しかったが私は1日だけ課長に任せて会場を抜け出して台北故宮、蒋介石の墓稜等僅だが観光させて貰った。 故宮博物館は半日程度ではほんの一部だけしか見ることは出来ない規模のものだった。いずれにしてもこの観光案内は説明が英語だったので詳細は解りかねた。しかし後日北京の故宮を参観したが遥かに台北の方が好かったように思った。 台北の故宮 尚この時振芳さんは展示会開催前日の振芳ブースに参加した欧州からの各社との顔合わせ会といい展示会終了日の打ち上げといいその翌日の参加各社との個別商談にも非常にきめの細かい対応をされたのには感心した。 しかしこの後直ぐには不二の市場拡大は泣かず飛ばずだったが数年後私の退職後に見事開花してソヤファイブもペプチドも現在はそれなりの市場形成が出来ていると聞いている。 以上で不二在職36年間私は計5回の業務海外出張をした事になる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月25日 19時09分49秒
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