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カテゴリ:日常の出来事
「自分史」をプリントアウトした 1年間の第2就職を含めて37年間のサラリーマンを無事終えて郷里に落ち着いて暫くした1999年1月国弘威雄氏製作のドキュメンタリー映画「葫蘆島大遣返」を母と世話になっていた医者である義兄とで観る機会を得た。 私は其れまでにも「自分史」を書こうかと考慮中だったが、我が生涯の前半の一大事件である異国での敗戦と引き揚げに関する私の記憶の裏付けがこの映画で確認できた。 そこで姉の病院の新築祝いの内祝いとして新しいワープロを貰ったのを機会に書き出して以来数年掛けてほぼ概略を書き終えた。 その後完成を前にワープロからPCの世となったので逐次書き直し或いは訂正を繰り返しながら其の後も書き加えていき当初予定であった2005年末をもって終えることとした。 しかし何か半端な気がしたこともあって2007年まで追記として書き加える事としこの度私なりに校正を終えてプリントアウトした。序文、本文(1~5部)、追記の構成でA42つ折にて96ページになった。結局出生から古希までの70年間の出来事を綴ったことになる。 尚出来るだけ写真を載せたが旧満州からの引き揚げに際し写真の持ち帰りが禁止されたためと引き揚げ後数年間は殆ど写真を撮るとこがなかったのでこの間の写真が極端に少ないのが残念である。 見開きは1959年両親が戦後の窮乏生活から立ち直ってこの地に新築した記念写真 今では辺りはすっかり建て直され我が家のみ古いまま残っている 築後実に49年だ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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