|
カテゴリ:自分史抄録
引揚者特別慰労品(銀杯) 昭和63年に設立された「平和祈念事業特別基金」より引揚者に対して慰労品(銀杯)を贈る事が決まった事を数年前に知ったが私は両親が亡くなって以来引き揚げ証明書の行方が分からずずっと申請していなかった。 所が昨年4月ネットで間もなく申請を締め切られると知り且つ引き揚げ証明書が無くても状況証拠より引揚者である事が証明されれば認定されると聞き申請してみた。 しかし佐世保上陸した日も乗船の船名も引き揚げ大隊名も分らず僅かに安東の出生地住所や新京の在住町名と引き揚げた年月を記入しただけの申請書だったので認定は余り期待していなかった。 所が申請が受理され半年後の10月やっと認定されて贈呈決定の通知を貰った。 しかしその後ずっと音沙汰がなかったがやっと本年2月初旬に鳩山総理大臣名で別紙の如き書状が届き次いで先月末慰労品の「銀杯」が届いた。 私が認定されたと云う事はひょっとしたら厚生労働省に私の引揚記録(乗船した船名や博多上陸月日等)が残っていたのではないかと思うのだがどの部署に行って調べたら良いのか分らない。機会があったら調べてみたい。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|