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カテゴリ:両親、妹、ぶんちゃん
1月27日
生後8ヶ月7日 とってもいい天気だったので買い物に行こうか、はたまた赤ちゃん本舗にお雛様を買いに行こうか悩む。 どうせお雛様を買いに行くのなら、妹に一緒に選んでもらいたかったので妹に予定を聞いてみる。 快くOKしてくれたので、赤ちゃん本舗にいくことになった。 連日お昼間にお散歩に連れて行ってあげられないぶんたろうには申し訳ない気分になったが。。。。 軽く日用品などの買い物をしてお雛様コーナーへ。 ちょうど去年のこの時期、母が家の模様替えを手伝いに帰国してくれて、その際に一緒にお雛様を見たのを思い出す。 あの頃はまだ男か女かも分からなかったのに、母がとても熱心にお雛様に見入っているのを見て「男だったらがっかりするんだろうな、、、」と思ったのを思い出す。 お雛様は母が買いなさいといってお金をくれたのだ。 妹と一通り全部見て歩く。 うちは狭いので夏海ちゃんには申し訳ないけれど親王飾りだけを購入することにしていた。 お顔がいいと思っても回りの飾りが気に入らなかったり、バックの盾(?)のようなのが気に入らなかったり、、、、なかなか気に入るものがない。 そんな中、妹が「これがいいんじゃない?」といったお雛様。 見ると何がどうとは説明できないのだけど、とてもしっくり来る。 何でしっくり来るんだろう?と思ってしばし他のお雛様との違いを見てみる。 そうしたらその理由がすぐに分かった。 まずはお内裏様の着物が真っ黒なのだ。うちの実家のお雛様もそうだった。私も妹もお内裏様は黒に決まってるだろ!くらいに思っているがそうではないらしい。花柄や金、緑やブルーの衣装に身を包んでいるお内裏様も多い。 後ろの盾も金ぱくでちょっと重厚な感じ。何となく花柄のバックなどは馴染めない。これもうちのお雛様がそうだったのだ。 そして桜の花と黄色い実がついている花(これ何の花?)。これも実は色んなパターンがある。妹が選んだのはうちのお雛様と同じもの。 やっぱりなんといっても小さい時に見て育ったものが一番しっくり来るのだと言う事が判明し、妹と二人で面白いねぇ、と言っていた。 これが旦那とでも来たら、真っ向から意見が食い違ったかもしれない。 途中、夏海ちゃんは私に抱かれて一つずつお雛様を観察。 マレーシアでお雛様を並べてもらった時に怖がっていたので、今日はどうかなぁと見ていたが割と平気そうだった。 あるお雛様の前で夏海が勢いよく手を振ってバイバイしている。 よく見るとお内裏様に手を振っているように見える。 それを見た妹は「なっちゃん、このお内裏様にバイバイしたの?あ、そうか。このお内裏様、なっちゃんのお父さん見たいだもんねぇ。お洋服がカラフルで。」という。 確かに、白や金やブルーや緑が混ざったような柄の、ちと失礼だが軽薄な感じの衣装を着ていらっしゃる。 なっちゃんにはお父さんに見えたのだろうか???? お雛様を見ながら妹がつぶやく。 妹:「ねぇ、お雛様って何しているところだと思う?」 私:「え??」 妹:「いや、例えばお花見中だとかさ、何かしてるんでしょ。この人たち。」 私:「は?全く考えたことなかった。」 妹:「小さい頃、ずっと気になってたんだよね。ちなみに今でも気になる。」 妹は小さい頃、相当ユニークな子供だった。それが大人になるとそのユニークさが少しずつ影を潜めてしまうようになって、私としては残念に思っていた。 しかし夏海が産まれてから、こうやって子供の時何を考えていたかとか、何がしたかったか、等など思い出しては話す機会が多くなった。 そんな妹が言う。 「これで私の子供はこのお雛様を貸してもらえばいいんだよね。楽チンや。」 「私、男なんて絶対いやなんだよね。周りにいなかったし、どんなものなのか想像つかないじゃん?」 「女の子がいいなぁ。。。それで、子供の時に私がやりたいと思ってたこととか、全部やらせてあげるの。」 そりゃあ恐ろしい。 きっと妹の子供は、2歳にしてフルメイクしてみたり、近所の白いぴかぴかのベンツに反対文字の名前をひらがなで書きまくり、真っ白な壁を見ると絵の具で壁一杯に芸術的な絵を描き、幼稚園の先生には「白髪ばばぁ!」と言うに違いない。 とにかく面白い子供だったんだから。 しかし、そんな姪がいたら、それはそれで楽しみだ。 妹と別れて家に帰ってから、今日は本当にフルフルで夏海と遊んだ。 夏海は本当にもう何でも分かっている。 私の話しかけることは全部意味が分かっているのでとってもやりやすくなった。 そして、今日は棚の奥をさぐっていたら妊婦時代に死ぬほど買い込んだ公文のカードが出てきた。 妊婦時代は子供が生まれたら使おうと思っていたのだが、結局自分でカードを作ったので今まで殆ど使っていなかった。 何気なく漢字カードをぱらぱらめくって、“犬”と“猫”と取り出し、夏海に「ねぇ、なっちゃん。犬どっち?」と聞くと、「え?」という顔で振り返って、にやっと私の顔を見て笑ってから犬のカードの握った。 へぇ、初めてみたカードでも漢字覚えてるからもうわかるんだなぁ、と当たり前といっちゃ当たり前なのだけど感心し、今度は“靴”と“机”と取り出して、「じゃあ、靴はどっち?」と聞くと、また振り返って今度は靴のカードを触る。 今までこうやって本当に夏海が覚えているのかどうか全く確かめることなくひたすらカードを見せ続けてきたが、実際になっちゃんは全部覚えてたんだなぁと分かると改めて感心するものだ。 こういう、いわゆるテストにあたる「どっち?」という聞き方は、子供にとってはよくない、と本に書いてあったのであまりやっちゃいけないと思い、聞きたいのをぐっとこらえるのが大変だった。 ネームタグが届いて、夜日記を書いてしまってからやろうと思ったのに、我慢できずにちょっとだけやろうと始めてしまったら何だかはまって止まらなくなった。 ただお洋服にアイロンでネームタグをつけていくだけなのだが、何となくはまる。 しかし名前をつけていて思ったのだが、これ、二人目が生まれたら全部お姉ちゃんの名前が入っているお洋服だといやなものなんだろうか。 もしもう一人産まなかったり男だったりしてもネームタグつけちゃうともう誰にもあげられないかもなぁ。。。なんて思ったりして。 ま、仕方ないか。 さ、日記も書いたし、ネームタグネームタグ! (今日の一言メモ) うんていやろう!というとなっちゃんは寝室に備え付けられたうんていをうれしそうに見上げる。 ぶら下がるだけではなくて手をかけかえて前に進むんだ、ということが昨日くらいからわかったらしく、とっても喜んでいる。 ぶら下がるだけではなくて、手を交互に離して次のバーを持つというのは相当高度な技術らしく、まだなかなか難しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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