しごきにあった母&久しぶりに夏海激怒
2月15日生後8ヶ月26日プリスクールがお休みでほっとできるかと思いきや、久しぶりの私のスイミングの日である。またしても朝からバタバタしてスイミングに出掛ける。そうしたら地獄が待ち受けていた。順を追って説明すると、私のスイミングの日は水曜なのだが夏海のプリスクールが今月から始まって通えなくなったので、火曜日に振り替えた。そうしたら、そのクラスは本当に水曜と同じレベルか??と思うくらいハードで、まるでしごきのようなクラスだったのである。その上、水曜のクラスで一緒の人たちが3人ほど火曜にも来ていて(皆週3回も通っているらしい。恐るべし。)、「あ、この人、すごく早いのよ!」とあれよあれよという間に一番前にされてしまった。初めてのクラスで次何をどのくらいやるのか検討もつかない上に、一番前に指名され、しかもこのクラスはタイムも計るので時計も見なくてはならないし、とにかく疲れた。「はーい。それでは背泳25Mを8本行きまーす!時計1分40秒で(一本目スタートした1分40秒後に2本目スタートするという意味)」頑張って背泳泳いだ。超苦手なのに。終わった!と思ったら、、、「じゃあ次クロールね。今日は軽めで行こう。25Mを10本行きまーす。時計はきつめで45秒で!」ま、、、まじで。45秒!全然休めへんやん!!!クロール泳いでいるうちに頭がぼーっとしてきた。もう時計も何のことやら分からない。隣のコースのトップを泳いでいるおばさんが親切にも「次は45秒から!」と教えてくれるので言われるがままにスタートする。終わったときには脳は停止。ほげーーっとくらげのような状態。「はーい。ちょっと休憩でイルカ飛び50M!」「それでは次は今日のメインイベント、バタフライ行きまーす!25Mを4本。出血大サービスで時計はなし。」出血しそうや。。。。。クラスが終わったときにはひざが笑ってまともに立てもしなかったのは言うまでもない。っていうか私は週に1度軽く身体を動かしに来てるの!こんなしごきのようなクラスで朝っぱらから使い物にならないくらい疲れてどうすんねん。最低である。しかも、来月からはこの火曜のクラスにすでに変更してしまった。楽しいはずのスイミングが、、、、家に帰ると夏海は絶好調で遊んでいて、私を見るとものすごく嬉しそうにちっこい歯を見せて笑ってくれた。ベビーシッタのSさんがまたしばらく見ないうちにすごく変わったという。最近は歌を歌ってあげたり、”おかあさんといっしょ”で歌がかかっていたりすると、ものすごい笑顔で縦のり。顔を前に突き出すような感じでリズムを取るのがとてもかわいい。それをSさんにも披露したらしい。夏海の笑顔に癒されてばたんと倒れこんでしまいそうだったが、身体に鞭打ってお昼ご飯を作る。夏海がもりもり食べている姿を眺めているうちに私も段々元気が出てきた。今日は夏海の午後のお昼寝に私も一緒に付き合わせてもらおうと昼食の後も頑張って働く。洗濯、夕飯の用意、片付け、母の航空チケットの手配、などなど済ませる間、夏海はとってもお利口さんに一人で遊んでいてくれた。用事が済んでふと外を見るとものすごくいい天気である。暖房をつけずに窓を開け放していても部屋の中の気温は22度である。これはお散歩に出掛けない手はないと慌てて用意をして外に飛び出した。今日は私も軽いジャンバーだけを羽織り、夏海もフリースの上着を着せて、私のコートを上からかぶせずに外を歩いた。久しぶりにものすごくぽかぽかしたいい天気だったからか、軽装でうっとうしくないからか、夏海はとてもご機嫌である。最初から最後まで足をぴょんぴょんと蹴り、たまに何か嬉しいものを見つけたり私が話しかけたりすると更に両手をグーにして振り回し、ウェストポーチの上で飛び跳ねる。最近何故か両手を上にあげて(少しだけ段違いになっている)、少し力んだような赤い顔をしてポーズを決めるのが旬らしく、今日も外向きにウェストポーチに座ってそれをやるものだから色んな人がクスクス笑う。話はそれるけど、夏海の中では「いただきます」「ごちそうさまでした」も最近はこのポーズである。果物のコーナーで一つ一つ果物を見せて説明し、野菜のコーナーや魚のコーナーでも同じ事をしていると、たった3、4点の買い物をするだけでも結構時間がかかる。夏海は一つ一つ説明されて「へぇ、、、、」というような顔をして真面目に聞いていた。家に帰ってから何の心残りもなく(やらなくちゃいけない家事がすべて終わっていたから)夏海と一緒に寝室で倒れこんで1時間ほど熟睡した。こんな気持ちのいいお昼寝は久しぶりだった。気持ちよく目覚めはしたものの身体のだるさは残って何となくだらだらした感じ。夏海のご飯が終わってからも気がつくとほげーーっとしてしまう私。夜寝かしつけている時に事件は起こった。ものすごくご機嫌だった夏海が、夜寝る前恒例のおっぱいを飲む時に多分ふざけておっぱいを噛んだのである。歯が生えてきているのでそれがものすごく痛く、私が飛び上がって「いたーーい!!」と本気で叫んだら、夏海は私もふざけていると思ったのかげらげら笑い転げてまた次も思いっきり噛む。半端なく痛かったので飛び上がって夏海はお布団の上に落ちて頭を少し打ったようだった。何回も噛むので最後は私も耐え切れず、「もう今日はおっぱいなしね。」と抱っこして寝かしつけようとすると、ぶつぶつ文句を言う。それからちょっと経って少し落ち着いたようだったので、もう一度おっぱいをあげてみようとしたら大変だった。泣き叫ぶ泣き叫ぶ。。。。号泣である。ここのところ全然泣かなくなったので、3か月分くらいまとめて泣いたんじゃないか、というくらい。どうやら、おっぱいをもらえなかったのが相当気に入らなくて怒っていたらしい。何べん謝っても泣き声は大きくなるばかりで彼女の怒りの度合いを表していた。そして20分くらいおお泣きしたら、最後はぐすんぐすん言ってすっと寝てしまった。彼女に怒られたのは久しぶりだったのだけど、怒る時の暴れぶりが以前とは違ってすごかった。反り返る、蹴る、など力が相当ついてきているのでこちらも大変だった。明日もう一度謝ろう。(今日の一言メモ)その1昨日のことを思い出したので書いておこう。妹宅で妹が「このかわいい子!だーれだ!」と夏海に言ったら、「だーれだ!」が気に入って、何度も何度も連呼していた。その2以前教育業界のコンサルタントとして働いていた頃の話。教育サービスや教材などの販売を考える時、当然ターゲットは“お母さん方”になるのだけど、“お母さん方”は相当馬鹿なものとして想定するのが教育業界の常識となっていた。その当時は自分が母親になるなんて夢にも思っていなかったし、さしたる抵抗もなく自然にそういうものとして受け止めていた。なぜ馬鹿か?それは、、、・ 何かを選ぶ時にちゃんと調べたり自分の目で確かめずにものすごく狭い人間観下位の中のうわさに左右されることが圧倒的に多い・ その証拠によく何でもつるんで見学にいったり入会したりする・ じっくりサービスの質を見極めることなく、安易に飛びつく・ 基本的に直感的で論理的に考えられないなどなど、、、、そんなことを思い出して、今また考えてみると実際そういうタイプのお母さんは周りにも結構いるし、自分にもそのような時があるような気もする。昨日旦那とそのテーマについて話した。(うちの夫婦はこういう真面目な議論をしょっちゅうする。)私:「何でお母さん方ってまともに判断できないのかなぁ。。。。母性が強すぎて冷静に判断できないのかなぁ?それともちゃんと仕事とかしたことないから何か調査したりするのが苦手なのかなぁ。」旦那:「その両方じゃない?あたってると思うよ。」私:「でもさぁ、最近は女の人も皆働いてるよねぇ?」旦那:「働いてはいても、圧倒的に重要な判断業務をするポストにはいないでしょ?まともに何かを判断したことないんだよ。」確かに、、、、、妙に納得した。でも何となくショックでもあった。今後はより一層“賢い母親”となるべく精進しよう。ちなみに、今私が夏海の習い事やスクールなどを調べる時に気をつけようと思っていることは以下。・ どういう習い事をさせたいのか、それはなぜ自分で教えて上げられないのか、というのを相当じっくり考えてみる。必ず旦那とも2、3度議論する。・ 基本的に自分で一次情報を徹底して調べ、最後は必ず足を運んでみる・ 人からの情報は絶対的に信用できる、または自分と価値観が合っている人からの情報以外は参考にしない・ 自分で見た、または自分の子供を通わせている人の意見や情報しか参考にしない(“・・・らしい”“うわさでは、、、”というようなものは聞かない。)でも母親というのは母性が邪魔して結構客観的になれないことが多いように思う。そう考えると、ここでもやはりお父さんとお母さんがうまくバランスよく育児に関わることが重要なんだなぁ、と思う。