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テーマ:映画館で観た映画(8530)
カテゴリ:映画いろいろ
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』を映画館で見てきました。
前に『ドラえもん』を見たときに、前売り券を買っていたのです。 実は、前売り特典のピンバッチが欲しかったの・・・。へへ。 原作は、本屋大賞も受賞したベストセラー、リリー・フランキーさんの自伝的小説。 この本、一番に思ったのは、副題のつけ方がすごいなぁって。 句読点の打ち方が、なんか絶妙。 これだけで、内容を物語ってる気がする。(未読ですけど。) スペシャルや月9でもドラマ化されましたよね。 わたしも大泉洋さんの方は少しだけ見ました。 ←リリーさんはこんな絵を描くお方。 映画、とっても良かったです。 親子の絆は、素晴らしいよ・・・。 パンフレットの中に「普通の人々に捧げる映画」と描いてあったけど、 これは、どこにでもある親子の、家族の、物語なのよね。 誰もが似たような経験や思い出を少しづつ持ってたりして。 親は子どもの幸せを願い、子どもは親の幸せを願う・・・。 わたしも、自分の母や父のことを考えながら映画を見ました。 そして、 やっぱり大泣きしました。 タオルハンカチがぐっしょりです。 オダギリジョーさんが演じたボク。 オダギリさんも母一人子一人で境遇が似てるので、 この役を受ける時迷ったのだとか。 淡々とした中の切ない感じが胸に迫りました。 顔がだんだんリリーさんに見えてきて、 ピンクずくめの服もなぜか似合ってて、ちょっと可笑しかった。 あと、ずっとナレーションが入るんですけど、彼は声も良いですねー。 オカン役の樹木希林さんの味わい深い演技。 包み込むようにやさしく、ときにユーモラスな母親にぴったりでした。 癌に苦しむ姿は壮絶で圧倒されました。 若い頃のオカンを演じた内田也哉子さん。 本当にお母さんに似てる。 声やしぐさ、実の親子が一人の人物を演じてるので、 すごく映画が自然で、あったかく感じました。 小林薫さんのオトン、少ない出演ながら心に残る存在感でした。 監督の松岡錠司さんの作品は、昔『バタアシ金魚』を見たことがあります。 この作品もなかなか面白かった。 脚本は、リリーさんと同じ年代で同郷の松尾スズキさんが担当。 やっぱりこの人、天才?! あとね、端役で、いろんな役者さんが登場するのですけど、 「この人がこんなところに」と探すのも面白かったです。 エンドロールに流れる福山雅治さん書き下ろしの主題歌もじーんときましたよ。 *松尾スズキ幻の“4時間30分”バージョンの脚本。気になる・・・。 *胸に染みるサントラ。 *最後に主題歌でまた泣かされちゃうのよね。 *グッズ売り場でフォトブックも売っていた。 ところで、オダギリジョーさんといえば、 テレビ朝日系『時効警察』もよろしくおねがいします。(由紀さおりさん風に。) わたしが、この春一番ハマってるドラマなのだ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 30, 2007 02:12:05 PM
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