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テーマ:映画館で観た映画(8530)
カテゴリ:映画いろいろ
映画の日、『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』を観てきました。
『呪われた海賊たち』は、とりあえず完結したお話だったのですけど、 『デッドマンズ・チェスト』は、謎や伏線と思われる出来事がいろいろ散りばめられてあり、 終わり方も、「ええーーーーっ」って感じだったので、 とってもワクワク楽しみにしていました。 この1週間、頭の中はずっと「キャプテン・ジャック・スパロウ祭り」でしたしね。 3部作の完結編になる『ワールド・エンド』。 映像がやや重々しく、内容も絡み合ってて複雑だったのですけど、 その分、スケールの大きな映画になっていました。 なんといっても、“世界の果て”まで行っちゃうんですから。 前作の小ネタの数々が、重大な意味だったとか、 あの人やこの人が、まさかこんな結末になっちゃうの?とか・・・。 感動のラストシーンはもちろんのこと、びっくりが満載でしたよ。 で、感想です。★ネタばれあり。鑑賞予定の方はご注意を。しかも長いです。。 『パイレーツ・オブ・カリビアン』の3部作は、 自由を愛する孤高の海賊、ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)、 海賊の血をひく(もとは鍛冶職人!)情熱家のウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)、 海賊の魂を持つエリザベス(キーラ・ナイトレイ)の3人を中心とした物語。 1作目で、“呪われた海賊”キャプテン・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)から、 愛するブラックパール号を取り戻したジャック。 ウィルとエリザベスの身分違いの恋も始まる。 2作目では、13年前にブラックパール号を手に入れるため、 “深海の悪霊”デイヴィー・ジョーンズ(ビル・ナイ)と交わした「血の契約」を清算するべく、 彼の心臓の入った箱を手に入れよう奔走する。 海を支配しようと企む新しい悪役、東インド貿易会社の権力者ベケット卿も登場。 ウィルは、フライング・ダッチマン号で行方知らずだった父親と運命の再会を果たす。 ジャックは、最後の最後で海の魔物クラーケンの餌食に・・・。 エリザベスをめぐる3人の恋の駆け引きもあり、かなりドキドキした2作目。 ジャックが別れ際、自分を陥れたエリザベスに言った台詞「海賊め。」 ちょっと言われてみたい。 愛おしいものをみつめる瞳が、優しく哀しく、切なかったなぁ。 そして、いよいよ完結編では、 舞台はカリブ海から、伝説の海賊サオ・フェン(チョウ・ユンファ)のいるシンガポール、 ジャックを救いに“世界の果て”へ。 ノリントンから心臓を手に入れたベケット卿は、デイヴィー・ジョーンズを操って、 海賊たちを次々に葬り去り、勢力を拡大していた。 “ヨーホー、ヨーホー” 海賊の歌で、世界各地から呼び出されたジャック、バルボッサら9人の海賊長たちは、 海の自由を取り戻すため団結。 女神カリプソを蘇らせ、立ち向かうことを決める・・・。 まずびっくりだったのが、エリザベス。 総督の娘で育ちのいい美しいお嬢様だったはずが、 いつのまにか『ターミネーター』のサラ・コナー並みにタフになってて、 剣を振り回して大活躍! 成り行きとはいえ、海賊の王にもなっちゃうし、 海賊たちを奮起させるシーンなんか、「ジャンヌ・ダルク?」と思ったほど。 サオ・フェンにも口説かれていたし、 元提督のノリントンは、命を懸けて愛するエリザベスを守った。 みんなから愛されるエリザベス、あなたがうらやましいよ。。 ウィルは、純粋で正義感と愛情にあふれる若者から、 作品を重ねるごとに、目的のためには手段を選ばない立派な海賊に成長。 精悍でたくましい大人の海の男になって、魅せてくれました~。 荒れ狂う海、大雨の中、しかも戦闘中のプロポーズ。 きゃあ、素敵!!! 一途に愛してきたウィル、エリザベスと結婚できて良かったね! 陸で2人きりのラブシーンは短かったけど、印象的でとても美しかった。 それにしても、父親を助けることはできたものの、 まさかフライング・ダッチマン号の過酷な運命を背負うことになるとは。 でも、絆の強い2人ならきっと大丈夫!! 海の墓場に送り込まれてしまったジャック。 見渡す限り白い砂の“世界の果て”にいました。 てっきりクラーケンの体内で一寸法師のように戦うのかと思ってました。大はずれ!! そして予想外のシュールな映像に大ショック!! ここは、海に出れないジャックには一番辛い場所なのかもしれない。 だからあんなスゴイ幻想が次々と。。。 (サザエさんのいいカツオくんと悪いカツオくんのオンパレードみたい!) 海に戻れたジャック、今回はかなり空飛ぶシーン多し。 お気に入りは、バルボッサとの掛け合い(漫才)。 これは笑わせてもらいました。 バルボッサ、いいわ~。いい味出してましたね~。 芸達者な役者さんが出てくると、画面にぐいぐい引き込まれますね。 ウィルたちの結婚式をしてあげたり、意外に純情な面もあったりしてすごくチャーミング。 ラストで再びブラックパール号を盗んだけど、それもらしくて良かった。 あと「ローリング・ストーンズ」のキース・リチャーズは、ジャックとそっくりでしたね。 父親っていう設定も、うなずけます! モデルにしたことは有名なお話だけど、いやぁ、さすがにクール!でした。 ジャック、ジャックと思いつつ観てたんですけど、 本作は、ウィルとエリザベスにいい所持っていかれっちゃったかなという気がしました。 ジャックは、相変わらずカッコ良かったんですけどね。 (猿のジャックも大活躍!) 実は字幕で観たので、映像を追いかけるのが精一杯で、 1回では入り組んだストーリーについていけなかったわたし。 カリプソとデイヴィー・ジョーンズの関係や、フライング・ダッチマン号のことなど、 今もよくわからないことがいっぱい。 DVDを待ちたいと思います♪ 独り小船に海賊の旗を掲げたジャック。 で、続編、あるのかな・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 6, 2007 02:43:27 AM
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