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テーマ:映画館で観た映画(8530)
カテゴリ:映画いろいろ
アンコール上映の『かもめ食堂』を観てきました。
←原作は、人気作家・群ようこさんの書き下ろし。 ■ストーリー■ フィンランドの街角にある小さな食堂「かもめ食堂」。 店主は、日本人女性のサチエさん。 この食堂のメインメニューは、おにぎり。 でも、お客さんはぜんぜん来なくて、食器をひたすら磨き続ける毎日が続きます。 ある日、ついに初めてのお客さま青年トンミ・ヒルトネンがやってきました。 日本オタクの彼に、「ガッチャマン」の歌詞を聞かれたサチエさんは、 出だししか思い出せません。 続きが気になって仕方ないサチエさんは、本屋でみつけた日本人女性に声をかけるのでした。 ■キャスト■ 小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ 他 ■監督■ 荻上直子(『バーバー吉野』、『やっぱり猫が好き 2005』など) ←サウンドトラック 公式HPはこちら。 北欧の太陽の光、海、緑の爽やかな風景とともに、 食堂と、それに縁あってかかわることになった、日本人女性ミドリさんとマサコさん、 フィンランドの人々のゆるやかな日常が、 時にクスッとさせられつつ、あたたかく描かれています。 個性的な役者さんばかりで、見ていてニンマリしてきます。 (ちなみにミドリ役の片桐さんは、わたしの大学時代の恩師にそっくり。) 見終わったあと、なんとも言えない清々しさ広がり、 ほんわかした気持ちに♪ この作品、わたしは以前DVDで見て気に入って、 大きなスクリーンでもぜひ見たいと思ったのですけど、 流れてる空気感もさることながら、見た目も好きなんですよね。 まず食堂がいい。 白い壁に、水色の木の板が貼ってあって。 このくすんだ水色に特にわたしは弱い! キッチン道具は、どれもスッキリとしていながらもカワイイし。 食器は、和食器であれ洋食器であれ、さりげなくて使いやすそうなものばかり。 我が家にも欲しい~~。 サチエさんの衣装もすごくいい。 だいたい上は柄物で、下は無地のシンプルなもの。 これまた柄もののエプロンをキリッとつけてて、 小林聡美さんにすごく似合っていました。 ほんと小林さん、いつも背筋がシャンとしてて、キレイです。 使われてる生地が、ちょっと懐かしい感じなのも◎ あと、出てくる食べ物がすごくいい。 コーヒーの登場回数が多いのですけど、わたしはコーヒー党ではないので、 断然ココロ惹かれるのは、次々とサチエさんが作るごはん♪ 肉じゃが、お味噌汁、鮭の塩焼き、鶏のから揚げ、 “ジャパニーズソウルフード”おにぎり・・・。 (おにぎりのエピソードには、ちょっぴりグスンときました。) おいしそうです。今すぐ食べたくなります。 以前、レンタルで初めて見たときは、途中一時停止にして台所に行き、 急いでおにぎりを握り、また続きを見ました。 今回、おにぎりを持参しててよかった~。 しっかり食事のシーンで一緒に食べれました! 水筒には麦茶を入れていってたのですけど、 映画をじっくり見てたら、多分ほうじ茶なのではないかと思いました。 大きな急須に茶色の茶葉をたっぷり入れ、熱湯を注いでましたから。 同じ茶色の茶葉でも番茶なら、少し煮出すだろうし・・・。 どうでもよさそうな小さな事ですけど、 気づくことができて、なんだか妙にウレシイ。 わざわざ映画館まで足を運んだ甲斐があったというものです! それから、忘れちゃ駄目なのが、焼きたてのシナモンロール!! ああ、匂いの出る映画が発明されたらいいのに。 シナモンロールは、映画が終わったら、お茶して食べようと心に固く決めてたのですけど、 行ったカフェは売り切れ。 映画を見たお客さんがみんな食べちゃったのかしらね? 満員の映画館での102分間。とても楽しかったです。 おいしい食べ物は、人々を幸せに導いてくれますね。 一つ残念だったのは、パンフレットが売り切れていたこと。悲しい~~。 そうそう、わたし、「ガッチャマンのうた」歌えるんですよ!! サチエさん、声かけてくれるかしら。 同じ荻上監督、小林さん主演の新作『めがね』の公開、待ち遠しいな。 ますます時間を作って見に行きたくなりました。 日テレの「スッキリ」のコーナーに『めがね』の1分間劇場があるんですけど、面白いですよ。 ←サントラ発売中。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 19, 2007 05:50:14 PM
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