法喜が語る

よく勘違いしている人がいるが、本当の優しさとはなんだろうか？
厳しさがない優しさとは単に甘いだけだ。
甘いのと優しいのは違う。
甘いだけなら人間は成長しない、しかし真の優しさは人間を成長させる。
優しいというのは相手を思いやる心だ。
相手を思うからこそ、時には厳しくなるのも必然である。
この厳しさが優しさなのだ。
相手を駄目にするのは「厳しさのない優しさ」＝「甘やかし」である。
もしあなたのことを本当に考えてくれているのなら、甘やかしはしないだろう。
子供でも大人でもそうだ。
相手を成長させる暖かい思いやりが優しさなのだ。
果たして最近の若者はこのことを知っているのだろうか？
「私は優しい人が好き。」など、言う人に限って優しさと、甘やかしの区別が付いていない。