瞑想(説法)
現代人は癒しを求める。なぜこれほどまでに癒しが必要なのだろうか?社会が発展してより快適な生活が出来るようになったにも関わらず、精神的には昔以上に迷走している。物質的な、目に見えるものばかりが強調された社会において精神は2の次であった。特に日本は宗教的である事はタブーに近い。結婚、葬式の他に宗教を感じる時があるだろうか?いや冠婚葬祭だってたんなるセレモニーになりつつある。儒教の教えと仏教の教えで日本人の精神は稀に見る和の文化。精神の文化を築いた。日本人の精神教育は20世紀に崩壊したままである。人間にとって何が大切なのか皆さんご存知のとおり心である。しかし現実問題心の教育と言うものが今なされているのだろうか?心をコントロール出来ない人間が世の中には溢れている。なんとも恐ろしい世界ではないですか。以前の日記でも書いたように心を鍛える事が今必要だと思います。そこで今日は心を研ぎ澄ます瞑想を取り上げました。瞑想というとなにか宗教めいたいかがわしいものだと考える人がいますが、瞑想は宗教の方法であってそのものではありません。また仏教やキリスト教だけでなく瞑想的行為は様々な面で利用できます。電車に乗っている5分でも、休憩時間でも僅かな時間で出来る利点があります。普段あらゆる事に振り回されている心をOFFにする事、そうする事によって正しい判断が出来るようになる事。それが瞑想により導かれる結果です。あまり難しい事は言いません。ただ心の休息を求めてください。