2016年1月18日の幽界探訪から。
50年ほど前に私が住んでいた群馬のS市の親戚宅にいた。仙台のY先生が、来訪され、専門学校長を辞すると私に言った。私も役員をしていたので、これを機に辞めようと決めていた。そこに、埼玉の従兄の子の最近亡くなったご主人(Kさん)が、現れた。彼は、胃がんで亡くなったのだが、今幽界にあって、とても元気そうだった。Y先生に彼を紹介してから、家の中を案内した。今度は、地上の住人である別の従兄(KH)が、奥から顔を出した。しかし、彼は、まだ地上世界にいるのだが、喉でも悪くしたか、声が出ず、いうまく挨拶できないため、当惑していた。更に隣接して建てられた隣の家に行く。すると、叙勲を受けた伯父の写真が飾られた部屋に出た。そこは、50年前当時とは、異なり、とても美しい装飾が施された部屋に変身していた。故人である伯父は、そこにはいなかったが、Y先生は、ここで感心しながら、伯父の遺品をじっくり眺めていた。
一見とりとめのなさそうな複雑な話だが、親戚の建物の構造は、50年前と同じだ。KH氏は、今その場所に一戸建てを建て、住んでいる。夜になると(幽体離脱して)幽界にある前の建物に顔を出す。そこへは、亡くなったK氏も生前しばしば来訪し、覚えていて、今も時々訪れるのかもしれない。さらに私もそこが懐かしいので、夜になると(幽体離脱して)しばしば来てみる。Y先生は、実は、叙勲を今年(2017年に)受けられたが、以前から叙勲に関心があったのであろう。私の誘いに乗ってくれたということだ。そろそろ叙勲でも受けたら、専門学校長を辞めて、引退してくれるだろうと私が期待したのかもしれない。私も役員を辞められるので。そんな思いが、織りなした幽界の世界とストーリー展開だった。これに、故人のK氏の死後の消息には、少し安心し、生きているKH氏の消息には、心配するというおまけがついた。
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