2016年2月1日の幽界訪問から。
耳鼻科医のY先生の自宅兼診療室に行った。地上では、冬場で一番寒い時期だった。前日は、私は、体の調子が悪く、お酒を飲みすぎたため、先生の自宅の炬燵で寝ていた。友人が二人。ただ、二人とも眠そうにしていた。たぶん一緒に飲んだ仲間なのだろうが、普段は、知らぬ仲で、よく覚えていない。この後、Y先生の奥さんに促されて、朝食を食べに行った。私は、外出の時間が気になり、着替えようと、別室にもどろうとするが、場所がわからなくなった。うろうろしていると、診療室の隣に食堂があり、とても広く、子供たちが、食事をしていた。子供たちによると、そこは、震災の津波で床下浸水した場所だという。
幽界のY先生宅は、地上とよく似ているはずだ。それが、どこだかわからないが、東北の沿岸部で、診療をしていたのだろう。二日酔いというのは、地上での本当の話で、私は、頭痛に悩まされていた。幽界の中で、そのことが、混濁していた状況だった。子供たちは、震災で亡くなり、同じく亡くなったであろうY先生夫妻宅に隣接して作られた食堂で朝食を食べているのだろう。実は、このY先生も自分でYと名乗っているが、地上では、私とは、初対面の方だった。アルコールは、時として妙な世界に人を導くことがある。ヘミシンクでもフォーカス20という奇怪な世界にアルコール依存症の人等を連れていくそうだ。そこは、地上には、無い幽界下層の低級な世界なのであろう。
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