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カンツォーネ礼讃Viva Canzone!

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日本カンツォーネ・ファン・クラブ

１９６０年代にカンツォーネが日本でヒットした頃、キング・レコード内に事務局を置く、日本カンツォーネ・ファン・クラブ（ＣＦＣ）が創設されました。私が入会したのは１９６７年です。（正確な年を覚えていませんが、１９８０年頃に解散。）今と違ってイタリアの情報を個人レベルで手に入れることができない時代、ファン・クラブの会報から得られる、好きな歌手や音楽祭の情報など、どれも貴重なものでした。今、その会報を読み返してみて強く感じるのは、当時のファンの熱気・熱意です。あの頃のファンは、５０代６０代になって、今はもうカンツォーネを聴いていない方もいらっしゃるのでしょうね。でも、一方で、私のように今もカンツォーネ、イタリアが好きでたまらないという方も日本中にいらっしゃると信じています。このブログを開設した一つに、そんなカンツォーネ・ファンの方々との輪を広げたい、という思いがあります。カンツォーネを聴いて青春の日に戻りましょう。きっと元気がでますよ。

2007.06.28

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ワインに、、、

蒸し暑い日本では、枝豆・冷奴にビールがおいしいですね。イタリアで思い出すのは、モッザレッラ・チーズとトマトのスライスにバジリコをのせ、塩コショウにオリーブ・オイルをかけて食べる、カプレーゼと呼ばれるサラダです。地元の人が行く居酒屋で、樽から出したばかりの白ワインを飲みながら食べるカプレーゼは、まさに夏向きの絶品です。

2007.06.26

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サンレモ音楽祭

イタリアのカンツォーネを世界に広めたサンレモ音楽祭は日本でもよく知られていると思います。１９６０年代には日本でも放送があったぐらいですから。来年のサンレモ音楽祭では、今年に引き続きピッポ・バウドが司会・アート・ディレクターを務めることになったそうです。彼のサンレモ・デビューは１９６８年で、サンレモを知り尽くした彼故、素晴らしい曲をサンレモへ送ってくれることを期待しています。１９９０年代に、ＮＨＫラジオ・テレビのイタリア語講座が始まり、イタリア・ブームがあったのに、カンツォーネだけは置いてきぼりになってしまいました。ハイライトでいいからサンレモ音楽祭の模様が日本でも放送されることを願っています。ＮＨＫでも民放でもいいですから。

2007.06.24

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ライブ　最高！

一昨日、横浜であった「BELLA CANZONE ITALIANA」のコンサートへ行ってきました。ミュージカル・ルガンティーノのメイン・テーマ「ローマよ今夜はふざけないで」から始まり、５０年代から２０００年代のカンツォーネ（「しあわせがいっぱい」「君だけを愛して」など）、１９１０年代のナポレターナ（「遥かなるサンタ・ルチア」など）と幅広い選曲で、全１９曲プラスにアンコール２曲が歌われましたが、アッと言う間に終わってしまった感じです。ピアニストのエンゾさんもヴォーカルのルイジさんもナポリ出身だそうで、観客の中にもイタリア人の方がいらっしゃって、アットホームな楽しい雰囲気でした。この感覚は、ライブでしか味わえませんね。紅一点の松本淳子さんは、お得意のナポレターナは勿論ですが、私はE se domani(もしも明日）が一番良かったと思います。セカンド・アルバムの「夜は二人のために」に入っている曲ですから、当然と言えば当然でしょうか。ルイジさんとのデュエットもライブならではでした。もっと気軽にカンツォーネをライブで聴ける環境があればいいですね。

2007.06.23

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５０年代のカンツォーネ

今日は、朝からバタバタとしてた上に、蒸し暑さのせいも加わってかくたくたです。こんな時はゆったりとした曲しか体が受け入れないですね。クラウディオ・ビルラなどの５０年代のカンツォーネを聴いていると、徐々に疲れがとれていく感じがします。明後日は、横浜みなとみらいホールで「BELLA CANZONE ITALIANA」コンサートがあります。多分５０年代のカンツォーネも聴けるだろう、と楽しみにしています。コンサートに身をおいている時間は日常から解放されますからね。

2007.06.19

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インフィオラータ

　インフィオラータは、神戸や長野でも行われ、ご存知の方も多いと思います。イタリアではジェンツァーノのインフィオラータが有名です。キリスト聖体の祝日(Corpus Domini)の次の日曜日に行われると聞いていたのですが、今年は6月16,17,18日だそうです。　私は1982年に見に行ったことがあります。ローマから郊外行きのバスに乗って、午前中にはジェンツァーノに着きました。人影はなく、花びらが敷きつめられるドゥオモへ続くゆるやかな坂になった石畳の道に白く図が描かれてはいましたが、日にちを間違ったかと思うほど静かでした。　午後になってようやく作業が始まりました。花びらを運んでいる子供達に何の花か尋ねたら、カーネーションだという返事が返ってきました。数時間かけて出来上がった花びらのじゅうたんの上を聖体行列が進んだ頃には辺りは薄暗くなっていました。　ジェンツァーノをはじめ、フラスカーティ、アルバーノ、マリーノなどを総称してカステッリ・ロマーニと呼ばれますが、ローマの南東の丘陵地にあり、夏は涼しくドライブにもってこいのところです。　ローマ方言で歌われるカンツォーネに"'NA GITA A LI CASTELLI"という楽しい曲がありますので聞いてみて下さい。ヴィアネラも歌ってます。

2007.06.17

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ヴェローナ

　明日ヴェローナでウィルマ・ゴイクのコンサートがあるそうです。飛行機に乗れば一晩でイタリアへ行けますが、やはり遠いです。　昔、ヴェローナへ行ったことがありますが、アディジェ川の流れる落ち着いた街でした。ヴェローナは、ロミオとジュリエットでも有名ですが、オペラ・ファンならアレーナを、カンツォーネ・ファンならジリオラ・チンクェッティを思い浮かべるのでしょうか。そう言えば、「ヴェローナに想う」というタイトルのＬＰがありましたね。

2007.06.15

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BELLA CANZONE ITALIANA

６月２１日横浜みなとみらい小ホールで、「BELLA CANZONE ITALIANA」というコンサートが催されます。副題に～イタリア人の愛するカンツォーネ～とあり、どんな選曲か今から楽しみにしています。歌詞の内容が分かるとより味わい深くなる歌もありますから、イタリア人のようにはイタリア語が理解できない日本人とは好みが違って当たり前でしょうか。でも、言葉が分からなくても心が通じることだってありますよね。　　　　出演は、エンゾ・ディ・アマリオ　　　　　　　　　松本淳子　　　　　　　　　ルイジ・デ・シモーネ　　　　　　　　　将大出演者の顔ぶれを見ると、ナポレターナが中心なのかなとも思います。　　　　　　　　　　

2007.06.13

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カンツォーネ鑑賞会

昨日大阪でカンツォーネ・ドーロ・クラブ主催の鑑賞会があり、１９６７年サンレモ音楽祭の名曲の数々を聴きました。優勝曲「愛のわかれ」（クラウディオ・ビルラ、イヴァ・ザニッキ）をはじめ、「涙に咲く花」「狂ったハート」など。音楽祭の期間中に自殺したルイジ・テンコにまつわる話などをまじえ、どっぷりカンツォーネに浸った３時間半でした。

2007.06.11

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カンツォーネとの出会い

　私がカンツォーネを意識したのは、１９６５年にボビー・ソロと共に来日したウィルマ・ゴイクの「花咲く丘に涙して」をテレビで聴いてからです。メロディーの美しさ、イタリア語の響き、ウィルマ・ゴイクの感情のこもった歌い方。当時、ジリオラ・チンクェッティなどイタリアの歌手の曲がヒットしていましたが、きれいな声に歌唱力抜群のウィルマ・ゴイクほど私の心を捉える歌手はいませんでした。それからはイタリアの歴史や文化にも興味をもつようになり、イタリア語を勉強しました。あれから４０年以上にもなりますが、一曲のカンツォーネとの出会いから始まり、今もカンツォーネ・ファンでいられるのは、魅力尽きないイタリアという国の存在があったからこそだと思います。　

2007.06.08

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