カンツォーネ礼讃Viva Canzone!
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ミーナのニュー・アルバム"Todavia"が9月21日にイタリアで発売されるそうです。ティツィアーノ・フェッロやアルゼンチンのディエゴ・トレスとデュエットしているとのこと。シングル・カットされたトレスとのデュエット曲"Corazon felino"が、本日8月31日からラジオでオンエアーされるそうなので、イタリアのラジオ放送を聴いてみましょう。運よければ、この曲が聴けるかもしりません。
2007.08.31
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来年のサンレモ音楽祭の話題がもう載っていました。ピッポ・バウドが下記の歌手をゲストに呼ぼうとしているそうです。Biagio Antonacci, Laura Pausini, Claudio Baglioni,Samuel Bersani, Irene Grandi, Eros Ramazzotti イタリアのこと故、直前までは分かりません。毎年いろんな歌手の名が挙がりますが、二転三転しますから。
2007.08.28
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6年半振りに今夕皆既月食が見れるそうですが、お天気はどうでしょうか。月というとロマンチックなイメージがありますね。アポロが月へ行くずっと前、1950年にカンツォーネ・ナポレターナ「ルナ・ロッサ」"LUNA ROSSA"(作詞:ヴィンチェンツォ・デ・クレシェンツォ 作曲:ヴィアン)が作られ、ナポリのピエディグロッタ音楽祭で歌われました。その後、多くの歌手が歌いましたが、クラウディオ・ビルラが一番売れたそうです。ナポリに、作曲家ヴィアンのお嬢さんが経営しているホテルLUNA ROSSAがあり、部屋には番号ではなく、ルナ・ロッサの歌詞からとった名が付けられているらしいです。実際に行ったことがないので分かりませんが、ナポリへ行く機会があれば確かめたいものです。
シチリアでの山火事のニュースに接し、シチリア出身の歌手として、マルチェラを一番に思い出しました。1970年代には、日本カンツォーネ・ファン・クラブとは別に、マルチェラ・ファン・クラブができたぐらい人気がありました。13歳でFESTIVAL DI SCONOSCIUTI(リタ・パヴォーネがこのフェスティヴァルで見い出されたことは有名)で優勝したものの、歌手は15歳以上でなければならない、という項目が規約の中にあって、優勝は取り消されてしまいました。1969年、最初に受けたレコード会社のオーディションでは、訛りが強すぎてだめで、二度目に受けたCGDで合格。"A UN RAGAZZO NEL CUORE/IL PAGLIACCIO"でレコード・デビューしたもののヒットはしませんでした。そんなマルチェラが注目を浴びたのは、1971年のヴェネツィア音楽祭の新人の部で2位になり、1972年のサンレモ音楽祭で「青い山脈」"MONTAGNE VERDI"で入賞してからです。彼女もずっと活躍を続けている歌手の一人で、今年のサンレモ音楽祭では、お兄さんのジャンニ・ベッラとデュエットして"FOREVER-PER SEMPRE"を歌いました。今後の活躍を期待しつつ、「再来日してくれないかな」なんて思っています。
2007.08.27
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1960年代、日本でも「月影のナポリ」「砂に消えた涙」「別離」などがヒットしたミーナは、イタリアでは別格のスーパースターです。テレビ出演もコンサートもしなくなって30年ぐらいになりますが、その間もずっとアルバムを出し続け、しかもそれが売れているのですから凄いです。1961年サンレモ音楽祭では、先日亡くなったパッラヴィチーニ作詞の「青い泡がいっぱい」"LE MILLE BOLLE BLU"で入賞しています。同年には、もう一曲"IO AMO TU AMI"を、前年1960年には、"E' VERO"を歌っています。
2007.08.24
1960年代、イタリア製のウエスタン映画はマカロニ・ウエスタンと呼ばれ、その主題歌もヒットしました。「続・荒野の用心棒」の主題歌"ジャンゴ Django"を歌ったのは、ロベルト・フィアでした。そのジャンゴを、北島三郎が、9月15日公開される「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」の主題歌として日本語詞で歌っているそうです。 タイトルは「ジャンゴ~さすらい~」日本を舞台とする三池崇史監督のこの映画は、ヴェネツィア映画祭に出品されるそうですが、主題歌を聴き、イタリア人はどう思うでしょう。それにしても、演歌の北島三郎がどのように歌うのか。映画の詳細は、スキヤキ・ウエスタン ジャンゴのオフィシャル・サイトへ。
2007.08.22
昔は、8月23、24日あたりに地蔵盆が行われていたそうですが、最近は土・日曜日に行うところが多く、私が住んでいる町内では25、26日に行われます。お地蔵さんにお供えし、提灯などの飾りをし、子どもたちも集まりお参りします。その後、ビンゴ・ゲームをしたり、大人も楽しめるような工夫がされています。昔と違って子供が少ないので、地蔵盆も様変わりしてきたようです。1日だけの町内や、子供が一人もいないため町内の人々の交流の場という位置づけでやっている町内があると聞いたことがあります。私の子供の頃は、10時と3時に貰うおやつや福引きが楽しみでした。そして、普段遊ばない上の学年のお兄さんやお姉さん達と遊ぶのも楽しかったです。地蔵盆が終わるということは、長かった夏休みが終わるということを意味していましたから、楽しさと寂しさの入り混じった気持ちでした。
2007.08.20
8月16日作詞家のヴィート・パッラヴィチーニが83歳で亡くなりました。多くのヒット曲があり、多くの歌手が歌っていますが、アドリアーノ・チェレンターノの「紺碧」AZZURROをまず第一に挙げるニュース記事が多いです。ピーノ・ドナッジョの「この胸のときめきを」IO CHE NON VIVO も彼の作詞です。次々に馴染みの歌手や作詞作曲家が亡くなっていくと、60年代も遠くになりにけり、と思ってしまいます。でも、彼らの作り出した素晴らしいカンンツォーネは不滅です。若い世代の方々にも是非聴いて頂きたいものです。
2007.08.18
今日は、熊谷などで40度を越す暑さとなったのをはじめ、各地で猛暑日となりました。京都の五山の送り火も無事終わり、これから徐々に暑さが和らいでくると思います。日が暮れるのも少し早くなってきましたね。この頃になると、いつも思い出すのが、Sapore di mareという映画のワン・シーンです。海辺で生まれた恋が、夏の終わりを告げる雨と共に終わってしまいます。60年代のフォルテ・デイ・マルミという避暑地を舞台に繰り広げられる若者たちの恋あり笑いありの楽しい映画です。勿論バックには60年代のカンツォーネが多数流れます。
2007.08.16
明日8月15日は、日本では終戦記念日ですが、イタリアではフェラゴスト(FERRAGOSTO)です。フェラゴストは、ラテン語のFeriae Augustiからきた言葉で、8月の休息という意味だそうです。元々は、主要な農作業の終わりを祝うために8月15日に行われていたお祭りを指していました。また、キリスト教では聖母マリア様被昇天の祝日です。この日前後に休みになる会社が多く、イタリア人にとっては、フェラゴスト=ヴァカンスではないでしょうか。そう言えば、ジャンニ・モランディの曲に、「8月15日の夜」NOTTE DI FERRAGOSTO というのがありましたね。
2007.08.14
1982年にペーサロへ行った時の写真です。早朝の海の水はこんなにきれいでした。あれから25年にもなりますが、水質は悪くなったのでしょうか。それとも、この間環境問題に対する意識が上ってきていますから、よくなったのでしょうか。あの時は、ペーサロからバスで、ラファエロの生家のあるウルビーノへ行きました。ドゥカーレ宮殿を中心とした落ち着きのあるきれいな街でした。
2007.08.12
8月6日、アドリア海沿岸の都市ペーサロでウィルマ・ゴイクのコンサートが催されました。海辺からほど近いところに設営されたステージの周りには、海水浴や避暑に来ている人なども多く、すごい人出で、1時間35分の熱気に包まれたコンサートだったようです。そんな様子を知らせてくれた友人は、見やすい場所をとるのに時間はかかるは、押されるはで大変だったそうですが、ウィルマ自身も観客も盛り上がった、素敵なコンサートだったそうです。ライブのよさは、歌手と観客とが共に作り上げて行き、一体感が生まれることにありますね。
2007.08.11
本格的なイタリアン・レストランが増え、"ルーコラ"という、ゴマに似た味のする、サラダに使われる野菜をご存知の方も多いでしょう。また、ルーコラより葉が細い野生種のルケッタというのもありますが、これをローマではルゲッタと呼んでいます。ルゲッタで思い出すのは、イタリア人の友達に連れてもらった、ローマのレ・ディ・ローマ広場の近くのお店で食べたピッツァです。ピッツァの上にルゲッタがいっぱいのせてあって、とても美味しかったです。ルゲッタとピッツァの相性がこれ程いいとは知りませんでした。日本に帰ってから、ルーコラの種を蒔いて育て、市販のピッツァにのせて食べてみましたが、結構おいしかったです。ルーコラの種は「ロケット」という名で売っていますし、育てるのは難しくなくどこでも育ちます。
2007.08.09
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イタリアと関わっていると、日本では考えられないということに多々出くわします。イタリアのある新聞社のサイトで読んだ記事からそんな話を一つ。8月5日カンポバッソ近くのチェルチェマッジョーレという町で、ロレダーナ・ベルテのコンサートが催されました。午後10時開始予定なのに、ベルテ御本人が現れたのが1時過ぎ、そしてコンサートが終わったのが4時頃だったそうです。聴衆のことについて何も書かれていないので詳しいことが分かりませんが、どれだけの人が我慢強く待ち最後まで聴いていたのでしょうか。因みに、ロレダーナ・ベルテの曲の中では、1982年フェスティヴァル・バール優勝の"NON SONO UNA SIGNORA"が好きです。
2007.08.07
60年代のカンツォーネ界で忘れてはならないのが、ジャンニ・モランディです。数々のヒット曲がありますが、先ず浮かぶのは「貴方にひざまづいて」IN GINOCCHIO DA TEです。デビューから60歳を過ぎた今も第一線で活躍を続けているのはお見事です。10代の頃、あの爽やかな可愛さで、若い女の子は勿論のことお母様方にも絶大な人気があったそうです。そんなモランディの3枚組ベストCDが10月19日に発売される予定で、タイトルは"GRAZIE A TUTTI"です。 400曲以上もあるレパートリーの中から50曲が選ばれたそうです。また、写真や歌詞の載ったブックレット付きの限定盤も発売されるそうなので楽しみですね。
2007.08.05
9月8日(土)にローマでは、LA NOTTE BIANCA(ラ・ノッテ・ビアンカ)と称して、様々なイベントが催されます。LA NOTTE BIANCOとは「白夜」という意味ですが、深夜にかけてコンサートがあったり、美術館などが開館します。音楽関係では、カンピドリオ広場で土曜21時からアルマンド・トルヴァイオーリに捧げるコンサートが、24時からフランコ・バッティアートのコンサートが催されます。いずれも入場無料です。また、美術館の一例を挙げると、カピトリーノ美術館が7日(金曜)は20時から24時まで、8日(土)は20時から6時まで開館、入場無料。ここではすべてを紹介できませんので、詳しくお知りになりたい方はここからLa Notte Biancaのサイトへ。Ingresso:gratuitoと書いてあれば、入場無料です。この頃にローマへ行かれる方は是非楽しい夜をお過ごし下さい。
2007.08.02
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