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カンツォーネ礼讃Viva Canzone!

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2007年09月の記事

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モランディの未発表曲

１０月１９日イタリアで発売予定のジャンニ・モランディの３枚組ベストＣＤに収められる曲の中で、唯一の未発表曲"STRINGIMI LE MANI"を、２４日に行われたミス・イタリア・コンテスト最終日にモランディがゲスト出演して歌ったそうです。現在Rai Clickで「ミス・イタリア」が見れるので、最終日だけ見てみましたが、残念ながらモランディが歌うシーンはカットされていました。ラジオでは２８日からオン・エアされているそうです。

2007.09.30

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私の好きなカンツォーネ　（５）

今夜おごるぜ　STASERA PAGO IOドメニコ・モドゥーニョのこの曲の歌詞は、「友よ、帰らずにもう少し一緒に飲んでくれ。今夜は俺がおごるから。恋人の家のバルコニーの下でセレナータを歌おう。窓にまだ明かりが灯っているだろ。でも今朝、彼女は死んだんだ．．．」という内容です。酔っ払いの口調でドラマチックに歌うモドゥーニョは素晴らしいです。つい引き込まれてしまい、胸が熱くなってきます。映画や舞台で役者としても活躍していましたから表現力が豊かなのでしょうね。

2007.09.27

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ジャンニ・モランディのコンサート

ジャンニ・モランディのファン・クラブMorandiManiaのために４月２８日モンテカティーニで催されたコンサートのDVDを見ました。６０年代の曲から最近の曲まで、１時間半近く歌いまくったモランディは若々しくて素敵です。コンサートのために全国から駆けつけた中高年のファンの人たちも、皆いい顔をしていました。何もかも忘れ、ひと時青春時代に戻れるからでしょうね。　羨ましい！２１日、モランディのボローニャ近くの邸宅に泥棒が入り、宝石などが盗まれたそうです。記憶が定かではありませんが、昨年だったか、新譜用か何かのマテリアルが盗まれた、という話もありましたね。

2007.09.24

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ジャンナ・ナンニーニ

イタリアに関わることで驚かされることがよくあります。イタリアの音楽サイトのニュースで知ったのですが、９月２７日にヴェローナのアレーナで行われるジャンナ・ナンニーニのコンサートが無料になるそうです。無料コンサートにはびっくりしませんが、すでにチケットを販売したコンサートを無料にするというのです。チケットを買った人には払い戻しされます。ジャンナ・ナンニーニは、シエナ生まれのシンガーソングライターで７０年代末から活躍しています。美声ではないし、きれいなメロディーのカンツォーネでなくロックを歌っていましたが、どこか魅力がありましたね。１９９０年のサッカー・ワールドカップ・イタリア大会のテーマ・ソング"UN'ESTATE ITALIANA"をエドアルド・ベンナートとデュエットしていましたが、あの曲を聴くと力が湧いてきて好きでした。

2007.09.22

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レオナルド・ダ・ヴィンチ

この写真は、再生本皮製のダ・ヴィンチの自画像のカードです。１９７２年ＮＨＫで「レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯」が放送されましたが、ご覧になった方も多いことでしょう。そのテーマ・ソングを歌っていたのはオルネラ・ヴァノーニで、タイトルは"LA VITA DI LEONARDO"です。そして番組の終わりにこの曲が流れる時、ダ・ヴィンチの自画像が映し出されていました。そんなレオナルド・ダ・ヴィンチの自画像をはじめとする代表作の再生本皮製の素敵なカードをエム　ロッシで見つけました。額に入れてインテリアとして飾るのもいいし、ちょっとお礼に何か送りたい時など、郵送できるので便利です。詳しい説明や写真など、エム　ロッシのホ－ム・ページでご覧下さい。

2007.09.19

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「第１０回カンツォーネ鑑賞会」報告

昨日、「第１０回カンツォーネ鑑賞会」を予定通り催しました。幹事を含め１７名の参加でした。毎回また遠方からご参加頂いた皆様、ありがとうございました。今回は、１９７２年のサンレモ音楽祭とパッラヴィチーニの特集でした。サンレモの方は、６０年代ほどの輝きはないものの、いいなと思う曲は何曲かありました。マルチェラの「青い山脈」やアンナ・イデンティチの「すてきだったあの人」なんかが好きです。この年がサンレモ・デビューとなったカルラ・ビッシが、後にアリーチェと名を変えて大成功。１９８１年には"PER ELISA"で優勝しています。パッラヴィチーニ作詞の２０曲ほどをメドレーで聴きましたが、多くのヒット曲を作詞していることが改めてわかりました。次回は１２月２日開催予定です。内容など詳細はまたお知らせしますので、今回参加できなかった方も是非どうぞ。カンツォーネ・ファンの輪が広がって行くことを願っています。

2007.09.17

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若者の言葉

言葉というものは生きていて、時代により流行り廃りがあったり、新しくできる言葉もあります。最近の若者の使う言葉の意味が分からない時があります。聞いていると、何でも短縮する傾向があるような気がします。「カイベン」というのを初めて聞いた時、弁当を買うことだとはすぐに分かりませんでした。でも、そう言えば、昔「ハヤベン」というのがありましたね。イタリアの若い子からのメールに "Tu 6 ..."（君は...だ）というのがありました。これは、"Tu sei..."ということですが（６もseiもセイと発音します。）、seiならキーを３度打たなければなりませんが、６なら一度で済むからです。特に携帯電話でメッセージを送ることが多い若者だから、こういう使い方をするようになったのでしょうね。"Per te"(ペルテと発音する。意味は「君のために」）を、×teと書いたりします。これは、掛け算の×をペルと読むからです。大人の人が使っているのを見かけることがありますが、文章の中ではなく、封筒の表なんかに、「...さんへ」と書く時にです。イタリア語も生き物、私にとっての終わりなき戦いは続きます。

2007.09.13

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ズッキーネ

５月にローマから友達が来た時に持って来てくれた野菜や花の種を蒔きましたが、そのうちのズッキーネがこんなに大きく育ちました。もっと早く収穫すべきだったのでしょうが、忙しくて放っておいた結果です。大きくなり過ぎると、おおまかな味になってしまうような気がします。さて、味の方はどうでしょうか。昔々、イタリアを旅行した時に八百屋へ入り、ナスやピーマンの大きいのにびっくりして、思わずカメラのシャッターを切ったことがあります。イタリアの強い陽射しで育つと、こんなになるのかなと感心したり、、、あの頃は、見るもの聞くもの、すべてが珍しく新鮮でした。

2007.09.10

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モデナ大聖堂

ルチアーノ・パヴァロッティ死亡のニュースが世界中を駆け巡り、多くの人々を悲しませたことと思います。彼の遺体は、モデナ大聖堂に移され、８日午後葬儀が営まれます。２０年ほど前に、モデナ大聖堂に行ったことがありますが、ロマネスク様式の素晴らしい教会です。その装飾の多くは、彫刻家ヴィリジェルモの手になるもので、正面扉の浮き彫りは、旧約聖書の中のエピソードをあらわしています。字を読めない人たちが、この浮き彫りを見ることによって聖書を理解できるよう、こういう作品で教会を飾ったそうです。

2007.09.08

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ジジ・サバーニ

ものまねや司会者として有名なジジ・サバーニが亡くなりました。１９５２年１０月５日生まれですから、まだまだ亡くなるには早過ぎます。先ほど聞いたイタリアのラジオ・ニュースでは、死因をinfartoとしか言っていないので、脳梗塞か心筋梗塞かなど詳しいことはわかりません。１９８９年のサンレモ音楽祭に"LA FINE DEL MONDO"という曲で参加しています。そして、「サンレモ・イン・ザ・ワールド」と題するコンサートのために、ジリオラ・チンクェッティ、ミア・マルティーニ、アル・バーノなどと共に来日しています。

2007.09.05

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「第１０回カンツォーネ鑑賞会」のお知らせ

私が友人と共催している「カンツォーネ・ドーロ・クラブ（黄金期のカンツォーネを楽しむ会）」の鑑賞会のお知らせです。今回は、１９７２年サンレモ音楽祭と先日亡くなったヴィート・パッラヴィチーニの特集です。６０年代にカンツォーネの虜になってしまった方、またリアルタイムで聴いていなかった方も奮ってご参加下さい。尚、予約制ですので、参加ご希望の方は、私までお問い合わせ下さい。日時：９月１６日１３：１５～１６：５０会場：大阪市立総合生涯学習センター　第７研修室　　　　　（大阪駅前第２ビル）参加費：７００円程度　　

2007.09.05

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どこに住みたいですか

昨晩、何年振りかで東京の友達に会いました。私たちの歳になると、病気や親の介護の話が出ますね。子供が巣立ち親を看取って自由になったら、将来どこに住みたいかという話になりました。働かなくても生活でき、また快適に暮らせる家があるという同じ条件で考えてみてです。友達は、ローマ、ベルリン、ニューヨークに住んだ経験があるのですが、「上海」という答えが返ってきました。私は、すぐにイタリアとは答えられませんでした。今ならイタリアで暮らしたいと思いますが、何年も先でイタリアの友達がいなくなったら、イタリアで生活したいと思わないかもしれません。旅行で十分かもしれないです。あなたは、どこに住みたいですか。

2007.09.03

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私の好きなカンツォーネ　（４）

恋のとりこ　MALATTIA D'AMORE ドナテッロが、１９７０年ヴェネツィア音楽祭新人の部で優勝した曲。「恋の病は心だけに取り付き、、、」と歌うドナテッロの甘く優しい声が素敵です。こういうのをイタリア語で"dolce"と言うのでしょうね。ドナテッロは、１９７０年から１９７３年までサンレモ音楽祭に連続出場しています。ウィルマ・ゴイクもこの曲をレコーディングしていて、今もライブでは必ず歌う一曲です。レコーディングした年代の違いもあって、ウィルマ・ゴイクの方がパンチがきいています。

2007.09.01

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