アモーレ・スクーザミ
久し振りに"Notturno Italiano"を聞いていたら、ジーノ・メスコリが電話インタビューに答えていました。ジーノ・メスコリとは懐かしい!というのも、1978年の第9回世界歌謡祭にヴィアネラが参加したので東京まで見に行った時、同じく参加していたジルダ・ジュリアーニの曲の作曲者として来日していたジーノ・メスコリに会ったのです。インタビューでは、彼の代表曲である「アモーレ・スクーザミ」"AMORE SCUSAMI"について次のように語っていました。「1964年、RAIがオーガナイズした夏のディスク・フェスティヴァルに最初に出した曲が却下されたために、急遽作曲したのが「アモーレ・スクーザミ」で、くしくもそれが大成功をおさめました。フェスティヴァルで歌ったのはジョン・フォスターですが、その後多くの歌手に歌われて、世界中の歌手たちが歌った150もの音源を持っています。」「アモーレ・スクーザミ」の作詞は、2007年に亡くなったヴィート・パッラヴィチーニです。1964年第1回夏のディスク・フェスティヴァルの結果は下記の通りですが、レコード・セールスは「アモーレ・スクーザミ」が1位だったそうです。1位 "SEI DIVENTATA NERA" : Lo Marcellos Ferial2位 "CON TE SULLA SPIAGGIA" : Nico Fidenco 3位 "AMORE SCUSAMI" : John Foster