【乗車記録017】E657系ときわ(上野→土浦、土浦→東京)
↑13分発の水戸ゆきよりときわの方が早く土浦に着く(じゃないと特急とはってなるが…………)。そろそろJR東は車両が被りそう。まぁ短距離乗車が多いのもあるせいなんだが。車種は被ってもなるべく色々な車名の特急とかに乗りたいので、そこは分けていこうと思う。と言う訳で、別記事で書いたスタンプラリー中に乗った最後の特急の乗車記録(新宿さざなみは記事予定無し)だ。50駅中、残すは土浦のみと言う状況になり俺は躊躇うこと無く特急を使う事にした。土浦には常磐線、その看板特急であるひたちとときわが停まる。但しひたちは一部の車両しか停まらない。んで、今回は土浦から都内の往復を特急ときわでやってきた。ときわは国鉄時代に常磐線を走っていた急行ときわが名前の由来になっている。↑水戸駅に残っているフレッシュひたちの名残(去年撮影)。急行ときわの停車駅や系譜はひたちに統合された後、90年代後半にフレッシュひたちとして分けられて、E653系が新潟等に転用されE657系が投入され始めると共に再びときわとして名前が復活。古い特急や急行の名前が新幹線として復活する事は多いが、ときわの場合はそうした事例とは異なる割とレアなケースだと思う。↑過密ダイヤの中央線と違い、常磐線は各停と快速で停車駅がかなり分離しているため都内の時点でかなり速度を出す。E657系は全席にコンセントが標準装備されている(全席コンセント最初は成田エクスプレスのE259系の方だったかは忘れたけど)。更にフリーWi-Fi完備(今大体の車両そうだが)。座席も高さ調整可能な可動まくらが標準装備となり、快適性の鬼みたいになっている。この辺り在来線グリーン車とは差別化されてるだろう。元々モバイルバッテリーあったし余裕があったので今回は使わなかったが、コンセントの有無は旅程を組む上でかなり重宝すると思う。↑行きも帰りも太平洋側の座席の方が景色が良いが、行きは反対側の窓側。最速達のひたちと異なりときわはほぼ確実に柏と土浦に停車する。近郊輸送が主目的だからだろう。また新幹線が通ってないので、事実上新幹線の代替みたいな役目もあってか、ひたちときわはJR東特急としては本数が非常に多い。↑NEWDAYSの廉価ドリンクが全くハマらない微妙に小さいドリンクホルダーが唯一の欠点。ひたちときわに限らず、あのシリーズが純粋に列車のホルダーとサイズが合わない。行きは上野から、帰りは東京へ。651系やE653系が主力だった頃と異なり、今や常磐線特急は品川まで延伸している。この点が一番感慨深いかもしれない。↑往年のフレッシュひたちを彷彿させるリバイバル塗装は、茨城の観光の売りとしても出されているのかも知れない。リバイバル塗装は五種類五編成存在し、19分の5と言う絶妙な確率でどれか一つに乗ることが出来る。撮り鉄やトラブル対策の為、JR東日本はこうした塗装車両の運航公開を一切していない。他にも過密地域を走る路線のリバイバル塗装が多いから、その時間に走らせる確約も出来ないのもあるだろう。確実に乗りたい場合は、旅行会社の企画に頼るしない。まぁそれはさておき、今回は行きが通常カラーだった。帰りは何色が来るかな?と少しワンチャンを期待してた所……↑当たったァ!!!こんなガチャガチャみたいな楽しみががあるのが常磐線特急ときわひたちの面白い所かもしれない。因みに別記事にも紹介した通り、現在は仙台方面に向かうひたちにもフレッシュひたちカラーのE657系が来たりする。↑アメ横を越えるときわ。常磐線特急が車止めからその先へを実現した事をしみじみ感じる。↑見慣れてきたら可愛い顔してるよね、HITACHI(ときわだが)。来月ひたちにも乗るかも知れないため、今回は押さえ目に。一応追記点としてときわには車内販売がない。水戸辺りまで向かう際は結構サービスの差を感じるかも知れない。予め留意しておこう。