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とりあえず乗ってみた

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2024.11.04
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カテゴリ:乗り鉄

↑西日本から転進してさんふらわあで人生初の試される大地に






和歌山いって紀勢本線使ってくろしお乗るぞくろしお乗るぞグリーン車最先頭も取ったぞさぁ行くぞと決めていた10月末。

その旅程、11月1日~11月4日。

片道は久々の飛行機だしおじさんめっちゃテンション上がってたんだよね…………はい。


尚、予報は大雨



台風の動きもあり、僻地で身動きが取れない可能性も出てきた結果….その時点で西日本のアナウンスは特に無かったものの直前に俺は全キャンした。

航空券だけキャンセル料かかったが(6500円くらい)、他は0か軽傷。

航空券で若干傷深いが、キャンセル料100パーセントじゃないので何とかなった致命傷だったけど。

ANAのそらもよう(キャンセル保険)入るつもりが予約取ってた時期に肺炎とかでバタバタしてたからつけ忘れてたんだよね。

改めて飛行機予約取るときは即キャンセル保険や、キャンセル料100の格安航空なら予報が分かりやすい時期まで予約を考えた方が良いとなと学びました、うん。

たかが天候で全キャンするなんてバカだと思われそうだが、紀勢本線(くろしお)の乗車日が一番雨が降った2日で宿泊先とかの関係で予定をズラす事も出来なかったのでやむ得ない形。





↑無に帰った切符達





幸い乗車券は変更出来たが、特急券はどうにもならず払戻手数料払ってチケットレスに(割引チケットレス特急券の方が手数料込みでも安くなった為)

3日のくろしおパノラマ席は取られてたし、どうしようもなかった。

で、そんな状況で予定を修正した俺はフェリーを利用した北海道0泊(フェリー泊含めたら2日)の突貫旅行を実施。

フェリー乗りたかったし、これが今年最後の長距離移動だと思う(これ終わったら来年の為に色々チャージ)

北海道遠征ならもっと日付をずらせば良かったんじゃないかとこれも突っ込まれそうだが、軽い防寒持ち込みで何とかなるタイミングはこの11月初週のみ。


これを超えると本格的な試される大地気候になり、持ち込み装備が色々かさばる(予報通り気候が変わるなら)し、ホテル代もフェリー代も繁忙期料金で値上がる。

今回はホテル代もケチって0泊。


北海道にはいつか本格的に行きたいし、その予行も兼ねた形にした。






↑前述の経緯もあり、ときわで水戸まで来た。夕方便の単純な徒歩利用なら高速バス(みと号)+バスを使って向かう方が安い。






関東さんふらわあの徒歩利用は関西と比べるとかなり不便な部類(さんふらわあ側も車利用を前提にしてる)

しかも関西航路と関東航路は予約やポイントなども連動していない(元々は別会社だった為)

そもそも試される大地自体が徒歩向きじゃないから当たり前ではあるんだけど。

現在は東京駅から大洗フェリーターミナルへの直通バスも無くなってる。

東京から水戸まで100キロ以上あるので採算が取れないのだろう。








↑大洗そのものがツーリングやドライブ向きの場所であり、天気が良ければ色々絶景。一方ガルパン効果もあったのか大通りとかは大分整備されている。







なので徒歩利用の場合は常磐線特急か高速バスで水戸まで出た後、水戸からバス、もしくは鹿島臨海鉄道を使ってそこから歩くかバスかタクシーでターミナルに向かう必要がある。

さんふらわあ出港は19時45分だが、さんふらわあ側としては17時30分までに手続きをしてほしいというお願いがあり、水戸からのバスや循環バスだと17時30分までにさんふらわあターミナルに行けない。

最も手続き時間は目安らしいので、多少前後しても手続きは出来そう….だが、基本的に関東さんふらわあは貨物優先のため遅すぎると受付して貰えない可能性が高い。

時間厳守で大洗に向かうなら徒歩かタクシーだ。

大洗駅からさんふらわあターミナルは直線距離が凄いあるわけではないんだが、この一帯は車バイク向けで飛ばす人も多い。当たり前だがトラックも多い。

暗かったり道に慣れないなら大洗駅からさんふらわあターミナルまでは素直にタクシーを使うのが無難だ(片道800~1000円ほど)







↑時間があるならマリンタワーに登るのがオススメ。上からさんふらわあを拝める。また展望室真下の階にガルパンカフェがあり、こちらからも展望可能(メニューは有料)。ほしいもシェイク美味。





マリンタワーは銚子ポートタワーより建物に安定感があるので、高所恐怖症の俺でも問題なく見学出来る。

で、本題に移る。







↑瀬戸内海航路のさんふらわあと似た色合いのパブリックスペースの内装。中央が広い彼方と違って、こちらは通路が広々とした感じ。






今回乗ったさんふらわあふらのは就航年度が2017年とわりかし新型に分類されている。

2015年に上映されたガルパン映画に出演していたさっぽろ(2代目)やふらのと入れ替わる形で登場した。

建造はいずもやかがといった自衛隊船舶を複数建造しているジャパンマリンユナイテッド製で、そうしたノウハウもあってかこの日は自衛隊の車両を何台か運んでいた。






↑部屋はスーリペア(和室)を選択。布団はフランスベッド製、手洗いシャンプーPOLA製という豪華さ。でも靴スリッパの乱れで育ちの悪さを強調して全て台無し。


↑冷蔵庫もガチでソロ向け。よくみたら2Lボトルはキツイかも知れない(太平洋フェリーの冷蔵庫は余裕で2L水ボトル入った)


↑備え付けハンドソープや大衆浴場のシャンプーボディーソープはPOLAで統一されていて、下手に持ち込むより良いかも知れない。女性浴場にはシャンプーバイキングなるものもあるらしく、小物類でも他社フェリーとの差別化を図ってる。







関東さんふらわあはソロの個室利用に追加料金がかかるが、北海道航路では2024年12月末までの一部出港便と一部の個室に限り追加料金がかからないフェアをやっている。

太平洋フェリーが洋室だったし、今回はその対象の一つである和室に。

個人的には中々悪くない、凄く和を感じる。

ただソロならこの個室十分だけど、二人利用だと若干狭いんじゃね感ある。

三人まで利用出来ますって紹介されてるが、三人だとかなりキツイ。

実際殆どのレビューでも和室は狭いとあった。

値段も太平洋フェリーの特等和室と大差なく、下手すると太平洋フェリーよりやや高め。

とはいえ窓ありシャワーあり(浴槽はない)だから、ソロであれば十分だし過不足が無い。

気になる方は値段も上がるがプレミアム洋室(こちらもキャンペーン対象でテラスに窓付き)が良いかも知れない。

キャンペーンもあって部屋取るのは大変かも知れないが。


アメニティや設備は新型船だし文句無し。ただ備え付けのトイレットペーパーが少ないから若干不安にはなった(間に合ったから良かったが)







↑バイキングは夕食と翌日の朝の二回。補充速度が安定していて量質ともにあるのでこの点は太平洋フェリーより良い。




【料理】
さんふらわあ>太平洋フェリー

【客室設備】
太平洋フェリー≧さんふらわあ

【パブリックスペース】
太平洋フェリー>さんふらわあ

【接客】
太平洋フェリー=さんふらわあ

【船内イベント】
太平洋フェリー>さんふらわあ





個人的にはこんな感じになった。

どっちも乗ってて楽しかったが、乗船時間に差がある。

太平洋フェリーを名古屋から乗るとななったら関東民としてはさんふらわあに軍配が上がるが、仙台から太平洋フェリーに乗るなら苫小牧まで早く着くし太平洋フェリーかもしれない。

そのくらいの差。





↑ただ各所に誘導標識があるのに牛乳自販機が女湯の横にしかないのはちょっと勘弁してほしい(自販機色んなとこにあるのに牛乳自販機だけ1ヵ所しかない)


↑ランドリーは洗濯機と乾燥機各4台。0泊旅のため、これが無いと詰む。東京九州フェリーと同じAQUAだがこっちは洗剤が事前セットされてるようだ。








ビールに関しては自販機でも取り扱いがあるが、レストランや軽食売店での取り扱いは夕食のみのとなっている。

根本的にカーフェリーのため、飲酒運転リスクがあるからだろう。

無事、飲み逃しました……。







↑生サッポロクラシックがぁぁぁぁぁぁ


↑やけくそクレーン(勿論取れなかった)。全く取れないのかと思ったけど、翌日写真右側に見える青いペンギンみたいな奴(ポッ○ャマ)とかが消えていたので、ちゃんと取れるらしい。ポッ○ャマ…。






船上生活は初日に晩飯→シャワー→就寝、翌日に起床→朝食→大浴場→甲板ライフ→昼飯→自室でダラダラといった感じ。

瀬戸内海航路より長いけど、昼間には苫小牧につくので案外あっという間。







↑暗い天気だが波は穏やか。


↑朝飯。完全にバイキングと決め込むなら朝夕セット券の方が安い。片方だけバイキングなら晩飯持ち込んで朝バイキング食うのが良さげ。


↑まだ北海道じゃないのに荷物を増やす無能采配(大して買ってないが御船印以外はかさばった)




レストランは現金のみ。

HPだとSuicaなども使えるみたいな紹介されてるが、現金オンリー。

売店に関しては大洗出港後の営業時間帯ならSuicaなどが使え、翌日は電波の関係で不可能とのこと。

一方でスマホの電波は割とボチボチ繋がった(docomo)

殆どデジタルデトックス状態だったのにほぼ全日クレカもICカードも使えた東京九州フェリーとは一体…..(ただし彼方も必ず使えるとは限らないので注意)





↑閉鎖後のキッズルームにポツンとついたままの子ども向けテレビが軽くホラー。大阪別府航路と違ってキッズルームは部屋型になっている。


↑部屋に引きこもりながら海を眺められるのが個室一番の楽しみかも知れない。






そんなこんなで時間が流れながら、気づけばふらのは北の大地の目前まで迫っていた。







↑試される大地にして物流の要衝、苫小牧西港。人生初の北の大地に高鳴る心。やっぱ寒い。


↑灯台近くで釣りしてる釣り人達。なんとなく北国感が増した(ついでにさんふらわあ側に手を振ってくれた)


↑昼飯の時間帯に苫小牧に到着するため、さんふらわあの昼飯は軽食タイプのみ営業している。旅程の関係で時間がないのでお土産としても販売されているさんふらわあのキーマカレーを食った。キーマカレーパウチ買っとけば良かったかなと今になって後悔。


↑でかいフェリーが停まってるなぁと思ったらまさかのきそでした。苫小牧だし当たり前なんだけど、当たりが最近乗ったきそって言うのがなんか感慨深い。






こうして苫小牧に到着。

札幌まで向かうバスがあり、普通の徒歩乗船での旅行者ならそれを使うのが無難で安い(札幌まで1600円ほど)

ただ俺の場合、実質日帰りで時間がないのでタクシーを即断し苫小牧駅へ直行。







↑実際はこれより高くついた。2000円前後かかるから普通の旅行者なら素直にバス使おう。






苫小牧駅まで既に札幌行き連絡バスの値段より高くついたが(さんふらわあの案内に書かれた値段より高い1800円)、ギリギリ目的地まで向かえそうな列車に間に合わす事に成功した。









苫小牧市白鳥アリーナ。





苫小牧自体はそこそこ街。

ティシュなどで有名な王子製紙のお膝元らしく、タクシーの運転手からはその話を色々聞く形に。

このアリーナも王子製紙がかなり負担したとか云々。

とはいえ、企業努力を以てしても試される大地に人が定住するのは過酷らしく、割かし街ながら全体的に人も少なく寂しい。






↑人生初のJR北海道だったが、このときは兎に角急いでいたのであまり感想浮かばず。





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最終更新日  2024.11.06 12:56:38
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