|
カテゴリ:日記
今日は午前中の予定を全て取り消してInter FMでグラミー中継を聴いていました。
感想は…さすがRay Charlesという感じですか。 彼が亡くなった時はNHKも7時のニュースで報道したくらいだったんだけど、私はRay Charlesの存在をそれまで知らなかったし、未だに曲を聴いた経験がない。 でもこれを機にちょっとRayの世界に触れてみようかと思います。(Jamie Foxxもアカデミーで頑張ってるね!) で、今年は曲は好きだがどうも好きになれないUsherと、才女Aliciaと、ライヴ中目が合い失神寸前に陥ってしまったほどのいとしのKanye様が台風の目だった。 が、Ray Charlesが偉大すぎるので御三家パッとせず。 でも印象的だったのはKanyeの受賞スピーチ。 交通事故に遭って、人はいつか死ぬことを自覚して、一日一日を大切に生きていこうと思った…みたいなこと、言ってた、よ、ね!?(自信なし) 動画では見れなかったけれどもすごく嬉しそうな顔をしていたらしい…見たかった…。 ホント、人はいつか死ぬんだよねぇ。 ところで私は小学校の頃すごく好きだった人がいる。 彼は私のことは好きではなかったみたいだけど、嫌いでもなかったみたい。 そんな彼は中学校のときグレて、私の学校でも一番ワルの男といつも一緒にいた。 ワルの奴はだれそれ構わず暴力振るったり、モノを壊したりしていた。 一方、彼は先生に冷めた態度で反抗こそするけれど、とてもおとなしかった。 当時もう恋愛感情はなかったけれど、どんなにワルのグループにいても彼のことは嫌いになれなかった。 なぜか最近彼のことをすごく思い出す。 私の家にゲームソフトを返しにきてくれたこと。 バレンタインにチョコレートを渡せなかったこと。 街で偶然出会ってお互い笑顔になれたこと。 私は知っている。 一見クールだけど、あなたは、本当は心の綺麗な人だってこと。 やっぱり今でもそんなあなたが好きなのかもしれない。 それで中学校の卒業文集を引っ張り出して、彼のところを読んだ。 「…入学して何も考えずに進んできたら、あっと言う間に卒業まで来てしまった。いろいろな人と出会ってきた。でも、もう別れが来た。悲しいこと、辛いこと、みんな一緒に乗り越えてきた。勉強するより、教室にいるより、友達といるほうが楽しかった。でも、それは、逃げているのかもしれない。誰もが、楽をしたい。辛いことは、誰だってしたくない。でも、今からは、自分の道を歩んでいく。辛いことだって、いっぱいある。だけど、自分が選んだ道だから、乗り越えなくてはならない。これからは、みんなそれぞれの道を、歩んで頑張っていこう。」 2000年3月、私たちは中学校を卒業した。 そして2年後の春、彼は不慮の事故でわずか17年の生涯を閉じた。 今でも私の夢の中にやってくる大好きなあなたへ、あの時渡せなかった甘いチョコレートを今日、送ります。 Miss u so much, R.I.P. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日記] カテゴリの最新記事
|