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わたしの足跡

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2005.06.21
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テーマ:ニュース(100176)
カテゴリ:各国のドラマ

本日、インド洋津波のその後の特集が放映されました。

未だに、テントで生活する多くの人々、お食事がない日がある人々、遺体を探し続ける人々が映し出されました。

まず、驚きましたのは破損した建物の下にまだ未だに遺体がある可能性がある事です。

家族は定期的に遺体を探しに行き、建物の破損が積み重なるところを見ながら、この下に遺体がないと言えるか?等と話していました。

そしてテントでの生活から何も変わる事もなく、配給される食事は充分ではなく、漁師
の人達は船のエンジンさえも手に入らないところで、生きる希望を持てないままの生活が続いています。

国連によると多すぎる事はないけれども、充分にすべて復興出来る寄付金が各国より集まっているというのです。

それではその寄付金は何処に行ってしまったのでしょう?

テント生活をしている人達に国からの一つ支給がありました。それは電気ドライバーです。(実際の名前がわかりませんが穴をあけるもの)

電気、コンセントがないところへ国からの支給は今までそれだけのところもあります。

という事は国は使用も出来ないものを支給しているのです。

そして、漁師の人達に対して、山奥にこれから家を建築する予定だと計画を話されていました。
それを聞いた漁師の人達は「漁師がこんな山奥に家を建ててもらって何をするのか?」というもので、それより充分に食料が足りていない現在、彼らにとりましてはお魚を釣る船の方が必要なのです。

もうすでに何ヶ月もテント生活している訳ですから、それがもう暫く伸びようとも彼らにとりましては、食料、船の方が必要なのです。

そしてある国では、立派な橋が建築中でした。まだ食料不足、テント生活の人々を前にこういう事にお金が使われています。

津波で命を救われた一人のフランス人は現地の被災者の声を聞きながら、彼らを助ける決意をしました。

彼はフランスに戻り、資金を集めてはスリランカに行き、救済をしています。

すべてのテントに今日は何を食べたか?聞いて回り、必要な食料を配給する。

そして国が禁止している場所ではあるけれども、そこに木のみの簡単な家ではありますが、すでに40件を、被災者に手伝ってもらって建てました。

他の国でも被災者に家を建ててあげているのは国ではなく、海外の個人の人の寄付であったり、小さなボランティア団体だったりしております。

国が考える救済と、被災者が求めるものの違いをクローズアップしての放映でした。

赤十字によりますと、今回の災害では多くの死者が出ましたが、怪我人が少なかったという事で逆に予算は少なく済んでいるそうです。

もう少し寄付した世界の国々もその寄付金の行方を追った方が良さそうです。

今回の津波に限らず、又災害に限らず、日々の生活の中でも、救済者と非救済者の考えが違う事があるかと思います。

常に実際に見る事、聞く事、感じる事の大切さを痛感しました。
(先日の日記にも通じるところだと思います。)


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最終更新日  2005.06.21 08:23:58
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