わたしの足跡

現在夜中0時半ですが、先程ポップコーンを作りながら、お鍋の蓋が押されて上がるのをみて、ふとこの国での生活をいろいろと思い出しました。

ポップコーンを日本にいました時に、作った事はありませんでしたし、また作ろうとも思いませんでした。美味しいスナック菓子が沢山あったから・・・。

7年前のある日、友人が乾燥したとうもろこしの実だけが入った袋（1ｋｇ）を持ってきました。

それでポップコーンを作るというのです。そして一分もしなううちに美味しい美味しいポップコーンが出来上がりました。

これは、こちらの生活の一部を凝縮して物語っていました。余りにも進みすぎた日本が忘れ去ったもの・・・。

十数年前、こちらに来ましてすぐのころ、茶碗蒸しを作ろうと思いましたが、蒸し器もレンジもありませんでした。（勿論、店頭にはあったと思いますが、レンジなどは、日本ほど普及していなかったからでしょう。）

異国での生活当初は、何もわかりませんので、だいたい家具付きのアパルトマンを借りますので、そこになければないという事ですね！

しかし、話は少々ずれてしまいますが、鳥が丸ごと回りながら焼ける大きな立派なオーブンは、どんなに小さなアパルトマンでもついていると思います。お料理の違いですね・・・

話は、茶碗蒸しに・・・
そこで、一番大きなお鍋に、手造りで台を作ってお水を張り、湯のみ茶碗に（茶碗蒸しのお茶碗がなかったから）サランラップで蓋をして、創りました。

その時に、原始時代に戻ったかしら？と思いましたが、何か工夫する喜びを感じました。

その時も同じように日本が忘れ去ったもの・・・を感じたものでした。

本日のポップコーンはオリーブオイルとアトランティックの美味しいお塩で、美味しいポップコーンの出来上がりです！

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