わたしの足跡

何やら、日記が一日ずれているようです。一日分、消えてしまったのでしょうか？

日本に帰省中の友人から、携帯に泣きそうな声でメッセージが入っていました。

「電話が欲しい」と・・・。

夜、帰宅後、日本時間の朝を待って電話しました。

まず『〇〇さんのお宅でしょうか？〇〇さんいらっしゃいますか？』

電話口に出たのは彼女だったのですが・・・

彼女も『はい。私です。』

その後、お互いに『声が違うから驚いたわ』と・・・

お互いに通常フランスで聞きなれた声ではなかったのです。

私だと解ると、すぐ泣き声になって『あなたにどうしても相談したかったの』と。

そうすると、何時もの声・・・。

彼女の話を聞きながら、またまたいろいろな事を考えました。

彼女の悩みの源はやはり、文化の違いから来る、理解しえない内容・・・

こちらの道徳が罷り通らないのです。

海外に出るまで、こんな事が本当にあるとは思ってもいませんでした。

すべて心から話せば解決すると思っていました事が、違う文化で育った者同士はそれが不可能な事もある事を改めて考えました。

同時に、我々の時代（彼女は私より5歳上ですが）は、平和に育ってしまった事を感じました。

母が彼女位の年齢の時に、悩みを友人に話す事はあったかな？とその当時の母の面影を追っていました。

やはり、我々は、平和と豊かさの中で育ってしまったのですね。

『クリックで救える命があります。』
この世に一つでも多くの笑顔を！一日一膳