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わたしの足跡

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2008.08.05
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カテゴリ:感謝

ある日、一人のシスターが、
マザー・テレサーのところに来て
心配そうな顔で言いました。

「マザー、金曜日と土曜日の分のお米がありません。
 このことをみんなに伝えた方がよろしいですか」
 

このままでは、二万人の人が、空腹のまま二日間、
何も口にすることができません。
 


このようなとき、マザー・テレサの
とる態度は決まっています。
神を信頼して、祈るということです。

「二日分のお米がなければ、
 大勢の人々がお腹を空かせてしまいます。
 今、飢えて動けない人もいます。
  
 私は食べられなくてもかまいせん。
 どうか貧しい人々に必要な食べ物をお与えください」
 


このように一生懸命祈り、
他の人にも祈りを頼んだのだと思います。
 

神さまはそのような祈りを聞き入れてくださいます。
 

金曜日の朝九時、不思議なことが起りました。

 
予告もなしに、何千個ものパンを
積んだトラックが到着したのです。
 

その日、どういうわけか政府の意向で
学校が休校になり、学校に配られるはずのパンが、
すべてマザーたちのもとへ運ばれてきたのです。
 

二日分の食料不足は、これで解決しました。



ある人は、これを偶然だと思うでしょう。
しかし、マザー・テレサに偶然はありません。
神様が助けてくださったと確信していました。
 

実際に、このような助けは
マザー・テレサにはよく起こったのです。


なぜマザー・テレサの祈りを
神様はいつも聞き入れてくれるのか…


実はマザーはお願いする前に
必ず感謝の言葉を忘れなかったのです。



何かしてあげているのに気づきもしない、
してもらって当たり前だと思っている人っていますよね。


そういう感謝知らずの人が、
困ったときだけやってきて、助けを求めても、
ふつうは誰も耳をかしたくないものです。


でも、普段からささいなことにも
感謝してくれる人が助けを求めてきたら、
やはり何とかしてあげたくなるのが人情というもの。



神様も同じだと考えていいのです。


普段からいつも感謝している人が
困って助けを求めたら、
もっと助けてあげたくなるのです。



マザー・テレサは、日々、
「お願いします。助けてください。」
と祈っていました。


でもその前に、それ以上に、
「ありがとうございます。いつも感謝しています」
と祈っていたのです。




『クリックで救える命があります。』
この世に一つでも多くの笑顔を!一日一膳





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最終更新日  2008.08.06 01:28:23
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