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テーマ:愛しき人へ(903)
カテゴリ:愛しき人・友人
ご無沙汰致しました。 一ヶ月前の9月21日、実家より父の容態急変で呼吸が止まり人工呼吸器をつけた知らせが来まして、そのまま飛行機に飛び乗りました。 飛行機の時間までに仕事の引き継ぎをすませ、着の身着のままで・・・ 到着しますと、病院へそのまま駆けつけました。 夜中、23時でしたが・・・ 其処には、人工呼吸器がはずれ、酸素は送られてはいても自発呼吸でうつろにしている父がいました。 それから段々と意識がはっきりしていき、午前4時位には、私とおしゃべりが出来るまでになりました。 午前10時まで父とおしゃべりをし・・・ 飛行機の中では、とにかく私の帰りを待っていて!という願いだけでしたのに、まさかこんな時間が過ごせるとは考えてもいなく、感謝、感謝の気持ちで一杯になりました。 到着までの28時間、睡眠をとっていなく、其処からまた午前10時までの合計39時間寝ていませんでした私は、それから家に戻って睡眠をとりました。 それから一ヶ月、本当にいろいろな事がありました。 三度、全く同じ状況に陥り、その都度乗り越えました。 そして看護士さん達も、こちらの懸命さが伝わるようで、一緒に一生懸命頑張って下さいました。 嫌ではありましたが、数日前に切開手術を行い、酸素を首の所から入れるようにしました。 それで、一旦安定しましたので、こちらに戻って参りました。 とはいえ、明日にはどうなるか解らない状況である事は間違いなく・・・ そして母も私の到着から数日後に倒れ、入院しました。 迷いましたが、ここで日本へ戻る事に決めまして、整理するためにパリに戻って参りました。 まだこの決定は母にも伝えていませんが、一ヶ月間で考えたことです。 こちらの生活が好きで、離れたくはありませんが、父の側は幸せでした。 とにかく、アパートの引き払い、仕事の引き継ぎ、様々な事務処理・・・ 早急に済ませまた父の所に帰ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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