|
テーマ:文化(45)
カテゴリ:各国のドラマ
仏の街の1月はGalette des roisの香りに包まれる。
Galetteが大好きな私も勿論毎年その年の優勝店のGaletteや有名店のもの複数戴く。 直訳するとGaletteとは丸くて扁平なもの、roisは王様。よって「王様たちの薄くて丸いパン」。 歴史はローマ時代までさかのぼる。 農耕神Saturneを祝した祭りの中で12月25日をNo?l、1月6日をEpiphanie祭と設定した。Galette des roisはこのEpiphanieにちなんだお菓子。 Saturne祭では最終日にくじ引きで王様を選び、その宴会の王としていたそうです。 現在はGalette des roisを人数分にカットし(以前は人数プラス一人分にカットし、貧しい人々に捧げていた)、その場で一番小さな子がテーブルの下に隠れる。 大人が一切れずつ取り上げ、「これは誰に?」とテーブルの下の子に尋ね、子供が居合わせた人々の中から指名していき、ガレットが配られる。 ガレットの中にはf?veと呼ばれる小さな陶器製のオブジェが一つ隠されている。このフェーヴが当たった人が王様となる。 ガレットと買うと紙製の王冠がついてくる。フェーヴが当たった人はこれをかぶり、その場の王様となる。昨年は私も女王になる事が出来たが、今年はまだなれていない。Galette好きな私はまだ続けるつもり。 今年は社内ではPierre Herm?のフランボアーズ味のGalette。 トラデッショナルな本来のGalette好きの私には少々邪道でしたが・・・お味は? そして王様は残念ながら社長でした。 Pierre Herm?は今年ハートを三つに分けたf?veなどを入れて入る。現在二つのかけらが会社内で揃った。あと一つ・・・ あ~商業ベースに乗せられてしまっている。 これからまだSt?phane LOUVARD、Didier DUCHESNE この二つのメゾンはやはり試したいと思う理由の一つには、f?veの楽しみがある。 勿論味わいたい理由が第一。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[各国のドラマ] カテゴリの最新記事
|