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足ツボ職人への道

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なみ10270729

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Jun 18, 2006
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カテゴリ:カテゴリ未分類
そろそろ、いーかげんに『足ツボ講習会』に向けての資料をつくらんといけない。
せっかくオファーもらってるのに、つくづくめんどくさがり屋だと思います。
せっかくなので、日記がわりにここで下書きをしよう!と考えました。
・・・・日記も、更新してないしねえ。
それでは、今回は『足部反射区療法(足ツボ)の歴史』について!パチパチパチ~


足部反射区療法の歴史

足部反射区療法の歴史はとても古く、古代エジプト文明の壁画!や、イエス・キリストが民衆の足を洗いながら教えを説く絵画などが残っています。一つのコミュニケーション方法でもあったのかな、とも思います。
お釈迦さまの足の裏なんかにも、星みたいなものが描かれてますよね。あれも、非常に興味深いものです。もちろん、中国にもかなり昔から行われてきたようです。

文献としては、中国最古の医学書『黄帝内経』の中に『観趾法』というものが登場します。さらに、AC200年代の中国に『足心道』が登場。有名『華佗』先生が書き記しました。
そしてAC600年くらいには、皇帝のための治療法として手や足裏を按摩することが続くようになりました。これは一子相伝の技術として代々中国宮中医師に伝えられていったそうです。
なぜ、皇帝陛下に足ツボ?と思うかたもいらっしゃると思います。この時代は、暗殺なんかが日常茶飯事。たとえ医者といえども、気が抜けなかったのでしょう。身体を診察する振りをして、「プス!」っとやられてはたまらん!と考えるのも無理はありません。そこで、たとえ傷つけられても命は助かる、身体の末端である「手・足」を診断する技術・技法が研究されたのでしょう。
そして、足ツボは中国の4000年?の『秘技』として、代々受け継がれていきました。もちろん、一般庶民には全然認知すらされなかったのでしょう。

そして時は経ち、近代に中国を舞台にした戦争が勃発しました。そのときに、この『秘技』を記した文献が、外部に持ち出されたとのこと。この時点で、足ツボは諸国の研究対象になったのでしょう。

1900年代には、アメリカ人医師「フィッツゲラルド」が欧米の医師会にて『ゾーンセラピー』を発表。後に、その考えをイングハム女史が『リフレクソロジー』としてまとめ、一般に広めたとのこと。お医者様が、足ツボの効果を研究・実証し発表したというのは、この足部反射区療法(この時点ではゾーンセラピー)にとっては、非常に大きな一歩だったのではないでしょうか。

そして、1970年 スイス人の宣教師、ジョセフ神父が台湾にて足ツボを広めました。この神父こそ『呉若石(ご・じゃくせき)』先生!!この方の教えた足ツボは、のちに『若石健康法』として、台湾・中国・日本・アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリアにも文献が翻訳、出版され、WHOからも推奨を受けたという、なんともすごい流派になっていくのです。実は私は、この『若石健康法』のお店にて修行いたしました。ここの大先生(若石日本のなかでも、結構有名だとか。)に、超スパルタ指導をうけ、今にいたっております。
ちなみに私は、直接の会員にはなっておりません。会員になるには、通信講座やスクールがあるので、そこで勉強するようです。マリナーズのイチロー選手のお父さんも会員だとか・・・

このようにして、気の遠くなるような『伝統』『経験』に裏打ちされた技術として、足裏のマッサージ(リフレクソロジー)は広く知れ渡るようになったのです。けっして、リラクゼーションとしてではなく、『ゾーンセラピー』としてはお医者様にも効能を認めていただき、そして健康維持・体質改善としての技術として、世界に広まったのです。そして今でも研究は続けられているそうです。


いかがだったでしょうか。意外と、まじめでしょ?w
皆様が気軽にやってもらってる足ツボ。実は、皇帝陛下しか受けれなかったものなんです!
そして聞いた話では、台湾か中国で大学病院のなかで行われているとか。しかも高額医療だとか。
さらに、ドイツだったかな。。。保険が効く!?という話も耳にしました。
それを考えると、日本での足ツボの地位は低いな~と思います。お医者様や、鍼灸の先生にはバカにされることもしばしば。いつかは、リラクゼーションの域をこえ、認知される日がくればいいなあと思います。





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Last updated  Jun 18, 2006 02:56:49 PM
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