アジア株で資産運用

GEを利用して5/2～7まで、韓国まで旅行をしてきました。今回はソウルから入り、テグ、釜山と回ってみました。といっても、投資対象先を回るというより、韓国プロ野球観戦でしたが
韓国の銀行では釜山銀行へ投資しています。
釜山は韓国第二の都市、と入っても、ソウル人口の1/4が集中している韓国では、地方都市のひとつに過ぎませんが。福岡から高速艇で3時間、国際映画祭や、近頃ではAPEC2005が開催されるなど、街の名前を目にする機械も多いことかと思います。
今回訪問した限りでは、正直、あんまり今後の伸びに期待できないのでは？という印象を受けました。（釜山だけを訪問した感想というわけではありません）

前述の通り、釜山は韓国第二の都市ですが、港湾都市としては韓国最大です。
観光資源も豊富で、日本を中心に多くの観光客が押し寄せています。しかし、私は次の理由で、釜山の空洞化を懸念しています。

1.観光資源について
近年、韓流ブームで日本人観光客が激増した韓国ですが、その観光資源の中心は、やはりソウル。テレビドラマのロケ現場なども、ソウルがやはり中心となります。また、インフラ面では2002年（？）のKTX開通により、ソウル-釜山間は2-3時間で結ばれました、しかも格安の料金＆快適な居住性を備えて。そうするとどうなるか？まず人々はソウルに向かい、必要に応じて、釜山に向かうという流れが出来上がります。釜山に目的が無い限り、韓国旅行≒ソウル旅行の流れが出来てしまうのでは？

2.物流について
韓国最大の港湾都市である釜山ですが、第二はというと、仁川（インチョン）になります。
仁川はご存知の通り、国際空港のある都市（といっても、離島ですが）で、ソウルからわずか50kmのところにあります。また、中国との旅客航路は、釜山には無く、仁川のみです。最近の仁川は工業としてしての発展が目覚ましく、ソウルとのアクセスも、どんどんよくなっています。
ますます続く、ソウルへの一極集中化、中国の目覚しい経済発展、韓国自身の発展といった点を鑑みると、今後、港湾都市としての仁川はいっそう発展し、釜山の地盤沈下は否めないのではないでしょうか。

予断ですが、今回の旅行ではテグにも訪問しました。テグは2005年のアジアシリーズで来日したサムソン　ライオンズの本拠地で、日本からも投資が出来る「テグ銀行」という韓国最大の地銀がある都市です。テグの街も期待していたのですが、ソウルとの落差が激しく、テグ銀行への投資は再考している段階です。



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