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2006年05月17日
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カテゴリ:中国株
米国の会計事務所アーンスト…(以下、E&Y)が、先日、自社でまとめたレポートに、「中国の銀行セクターが抱える不良債権は、発表されているような水準ではなく、9,000億ドルという巨額に上るものであろう」というレポートを発表していた。これは中国政府が公表している水準の5倍以上にのぼるものだ。

中国の銀行が1990年代後半に不良債権処理に苦しんだことは記憶に新しい。現在の交通銀行や建設銀行のIPOは、不良債権処理にめどをつけた銀行で、なおかつ、財務内容が良好な銀行から順にIPOを実施し、資金調達を行い、中国政府はキャピタルゲインを得ている、という背景がある。

一方、投資化サイドも中国政府が公表している不良債権だけだと鵜呑みにしている者は少ないだろう。事実、IMFのレポートにも、ある種の懸念が示されている。

そんな中、中国銀行のIPOが来月1日に予定されている。建設銀行の92億ドルを超え、98億ドルといわれている。目論見書では懸念材料として、1万を超える支店を抱えることから、コーポレートガバナンスの面における懸念のほか、今後の不良債権についての懸念もあげられているという。

なお、先ほどのE&Yは中国政府に対し、謝罪のコメントを発表した。

これから上場する銀行が不良債権の懸念を表明しているのだから、E&Yはいろいろな立場上、謝罪はしたが、やはり、中国政府が公表しているような水準ではないと考えた方がよいだろう。

中国の銀行セクターが抱える不良債権について、今後の動向には注目したい。

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最終更新日  2006年05月17日 20時39分33秒
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