テーマ:アジア株投資(172)
カテゴリ:資産運用全般
先ほど、ICICI BANKの株価がこなれてる、という話をしました。
私は株価水準が割安か、割高かという判断をするときに、PERで判断するようにしています。私が影響を受けているのは、アメリカの有名な投資家であるピーター・リンチなんですね。 この本に完全に洗脳されてます この本の言っているところは、私なりに考えると、次の2点かと。 1.自分になじみのある業種を選びましょう。 2.割高の株は買うのをやめましょう。 1はわかりやすいですよね。たとえば、電気製品についてまったく知らない人が、「あの電機メーカーの製品はすばらしい。きっと売れるぞ」とは考えられないわけで。なじみのある業界の株式で勝負しなさい、ということです。ですので私は、業種で言えば銀行株が多いですよね。それは私が銀行に勤務しているからであります。インサイダー情報はもちろん入ってきませんが、業界での評判とかは敏感に入りますしね。海外の銀行についても然りですし、業績についての考え方も、日本の銀行と比べてあーだ、こーだと判断することが出来ます。 問題は2ですよね。誰だって割安な水準で株を買って、高値で売りぬきたいはずです。じゃぁ、どこが割安なのかと。そこが問題。 ピーター・リンチはその判断にPER(株価収益率)を使用しなさいといっています。PER10倍の株価であれば、今の投資金額を回収するまでには、10年かかる、ということです。PERが10倍台であれば、特にアジア地区の株式であれば、そして政府からの保護が期待できる金融セクターの株であれば、十分回収が出来ると考えています。だから、ICICI BANKも14倍ならいいでしょう、と考えている次第です。 まっ、これは私が判断している基準のご紹介です。ピーター・リンチ同様、ある程度長期保有が前提の投資スタンスですから、デイトレなどにはぜんぜん向かない考え方ですね。 いままで、絶好の買い場といい続けてた理由は上記の通りです。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月31日 20時50分47秒
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