テーマ:アジア株投資(172)
カテゴリ:資産運用全般
先週はバーナンキショックに見舞われた世界の株式市場だったと思います。今週は、そこからどれだけ回復できるかが見所ですね。
米国のインフレ懸念から、米国利下げ転換観測→米国利上げ継続へ一転して変化したことから、今回のバーナンキショックは起きました。 一方で、PERの水準などから過熱気味だとされてきたインドも含めてなんですが、引き続きBRICs、特段中国、インドの経済は好調です。今週は私のように押し目買いだと考えている人と、しばらく株式からは資金を引き上げようと考えている人との綱引きになるんでしょうね。 日本株に限って言えば、昨年から株高を支えてきた外国人投資家と個人投資家がそれぞれ米国市場、株式以外の資金運用に行ってしまっていることは、株価にとってマイナス要因です。 私の周りに限って言えば、株取引の熱はちょっと冷めた雰囲気を感じます。このところのライブドア事件後新興市場が冷め気味で、村上事件で株のイメージも悪くなった。また、実際、資産が目減りしている個人投資家も多いはず。これらのマイナス要因を、足取りがしっかりしてきた景気回復とそれを支える日銀のゼロ金利政策継続がどれだけプラス要因として打ち勝つか、という点も個人投資家の心理的要因としては大きいと思います。 ボーナス支給により個人投資家のキャッシュは一時的に膨らんでいるはず。これらの資金が株式市場に動くのかどうかが見られる一週間になるのではないでしょうか。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月12日 05時16分31秒
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