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2006年06月26日
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カテゴリ:徒然なるままに
2006年6月17日~19日までホーチミンシティ(旧サイゴン)からメコンデルタまで周遊しました。19日にはベトナムを経って、カンボジアに向かいました。
ベトナムについて、アジアへの投資という点から気づいた点をコメントします。

1.ドイモイ政策の成功
ベトナムは社会主義国ですが、1986年から推進しているドイモイ(刷新)政策により自由経済化を指向しています。中国では土地は国の所有物ですが、ベトナムでは土地の所有権が個人に帰属しています。したがって、土地所有者は日本で言うところに固定資産税を払う必要があるとのことでした。仕事は、働けば働くだけ収入が上がるため、人々は意欲的に働いており、一方で、貧富の差は広がっているようでした。
なお、ドイモイとは、ロシア語で「ペレストロイカ」というそうです。

2.サイゴン一極集中
ベトナムの首都はハノイですが、経済の中心はメコンデルタの入り口である、サイゴンです。サイゴンは、人口約8,000万人のベトナム全体のうち、実に10%の800万人が生活する都市で、もちろん、ベトナム最大の都市です。経済の中心はサイゴンで、証券取引所もサイゴンにあります。

3.政情
社会主義国ですが、独裁体制というよりは、共同指導体制に近い印象を受けます。ベトナム戦争で世界各国の軍隊と戦って勝ち取った自分たちの国家主権であることから、国民の国家への信頼/尊敬は厚いように感じられました。経済がうまくいっていることからも国民の政治に対する不満は少ないでしょう。

4.投資対象
ベトナムはタイに次ぐ第2のコメ輸出国で、農業国です。ドイモイ政策の推進で現在の政権は2020年には工業国化を目指すと宣言していますが、現在ホーチミン証券取引所に上場している企業の業種には農水関係が多いように見受けられます。やはりベトナムを代表する業種ということであれば、食料品に関する銘柄ということになるのではないでしょうか。

5.その他
サイゴンの街中では、車に比べて、圧倒的にバイクの量が多かったです。とにかく多い。特に人気は日本製のバイクで、2,000US$程度で購入可能とのこと。中国製のバイクも最近輸入されるようになったとのことですが、故障が多く、人気が無いそうです。ちなみに400~500US$程度で購入可能とのこと。自動車は、関税が非常に高く、100%以上の関税を払う必要があることからまだまだ高級品という位置づけだそうです。
携帯電話の電波はカンボジアの国境近くでも通じておりましたが、まだまだ端末の価格は庶民には高いと感じるようです。
公用語はベトナム語ですが、英語、フランス語を学ぶ人は多いようです。日本語も増えてきたと、ガイド氏は言っていました。

6.日本からの投資
日本からの投資は、現地の証券会社に投資するか、ベトナムへ投資を行っている投資信託のファンド購入のいずれかしかありません。ベトナム株を購入できる日本の証券会社はありません。
最も簡単なのは、やはり投資信託です。
ベトナムの証券会社への口座開設は、(1)現地の口座開設ツアーに参加する、(2)日本からの口座開設取次ぎ業者のサービスを利用する、のいずれかになりますが、どちらも自分で試したわけではないので、サービス水準や費用対効果、信頼できる業者情報など当方ではまったくわかりません。近々、日本国内から口座開設にチャレンジしてみようと思っていますので、うまくいったらここでレポートしてみようと思います。

ちょっと長くなったので、今日はこの辺で。(写真はベトナムの少数民族チャンパ族の子)

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最終更新日  2006年06月27日 00時55分47秒
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