テーマ:アジア株投資(172)
カテゴリ:日本株
日本の銀行セクターは元気がないですね。
1ヶ月前の水準から考えると割安感が出ているはずなのですが、一向に株価は回復しません。一部には新政権の金融政策見極めまで、という見方が出ていますが、MUFGにおいては、米国における金融当局の検査の指摘事項に対する懸念から株価が下がっているようです。 しかしながら、消費者金融をはじめとするノンバンクがグレーゾーン金利問題でアップアップの中、銀行はその業績に懸念は感じられません。今後、足元の短期金利上昇により、預金がコスト→収益源に確実に変化しますから、預貸の両面が収益化するわけですね。 中期的に見れば、(1)日本におけるオーバーバンキング、(2)調達、運用の直接金融化が進み、銀行の存在意義が低下、というマイナス要因はあるものの、メガバンクについて言えば、懸念は少ないでしょう。 と言うことで、PERに割安感のある今であれば、絶好の仕込み時ではないかと、引き続き考えています。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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