テーマ:アジア株投資(172)
カテゴリ:日本株
今日の日経新聞のトップには驚かされました。
三菱東京UFJ銀行と三菱UFJ証券がそれぞれ別件で、金融庁から処分を受ける見込みとのこと。 特に銀行のほうは、新規融資を行わせないという、メガバンクではいままで受けたことのない、重い処罰になる見込みだとか。 三菱UFJは、先般、米国でもマネロンで処罰を受け(最近は、同じ理由でSMBCも)、当面、米国における金融持ち株会社の設立ができないなど、制約を受けていますが、今度は足元の日本です。 日興コーディアルの相手先として、みずほと同様、名前のあがる金融グループですが、今回の件で、さすがに、これだけグループ内で不祥事が頻発すると、新規事業について、金融庁の認可を取得するのは、難しくなるでしょうね。ましてや、M&Aを実施することで、コンプライアンス体制を、事業を急拡大しながらよりいっそう徹底した管理体制をひきますというのは、金融庁にとって(金融庁ではなくとも)、理解しがたいですよね。さらに言えば、その相手もコンプライアンス上の問題を起こした企業ですから。 しかしまぁ、日興コーディアルに近いところは、ことごとく、今、動きがありますね。 今回の日経スクープのほかに、みずははグループの証券会社を合併させ、また、現在の資本提携のパートナーである米国シティグループは、日本において金融持ち株会社を設立し、コンプライアンス体制を強化するとのこと。ただし、ここには日興は含まれませんとのこと。 さて、日興の行方や如何に。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月27日 17時56分55秒
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