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2007年10月06日
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カテゴリ:資産運用全般
中国建設銀行を推奨銘柄からはずしたメリルリンチ証券ですが、先ほど、NHKで気になるニュースが流れていました。

7-9月の決算において、サブプライム関連の投資の損失が膨らみ、USD5.4B(JPY640B)の損失を出し、サブプライム関連としては、最大の損失額、今期の赤字転落が確定的になった模様。

出しましたね~、巨額損失。メリルは当面、リスクテイクできないでしょう。また、競合他社についても、多かれ少なかれ、損失を抱えているはずで、サブプライム市場の大きさを考えたら、まだまだ損失を抱えている企業は多いだろうと、市場参加者自身が疑心暗鬼になることが容易に想像できます、というか8月は実際そうなっていたし。かつての山一破綻のころの「Japan Premium」のように、資金の出し手が、資金を出しづらい環境になってきます。

せっかく、出遅れ感から見直されてきた日本の銀行株の株価に水を差すのではないかと、ちょっと心配です。

少なくとも、週明けの市場では、証券、銀行の株価は下落していくのではないでしょうか。来週の月曜日は日本市場は休場です。月曜の米国市場に注目ですね。ただし、繰り返しになりますが、日本の銀行株は出遅れ感が強いです。株価が下落する局面では、ある意味では絶好の買い場とも言えますね。


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最終更新日  2007年10月06日 16時33分01秒
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