042564 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

アジア株で資産運用

アジア株で資産運用

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

ケソ556

ケソ556

カレンダー

ニューストピックス

コメント新着

コメントに書き込みはありません。
2007年11月04日
XML
カテゴリ:日本株
米国金融大手シティグループのCEOが11月4日に召集される緊急役員会議で辞任を表明されると報道されています。このニュースに先立ってメリルリンチのCEOも辞任した報道もありました。景気好調だった米国の金融機関のトップが次々辞めていく原因はサブプライム問題です。シティは今期の配当もどうなるか、さらには資本は大丈夫かと言う話題が出るくらいです。
こちらは情報ソースはロイターのニュースなんですが、ドイツ銀行のアナリストが、米国の大手銀行、証券が第4四半期に「新たに」100億ドル以上の評価損を計上すると言う見通しを出しています。シティとメリルは各40億ドルになる見通し(新規だけじゃないようです)とも出ています。そのほかに、バンカメやモルスタも評価損が出そうだとしています。これだけ大手の金融機関が巨額損失に端を発して信用収縮に動き出せば、米国企業自身の業績にも影響が大きく出てくることは、日本のバブル経済崩壊の状況を見てきていますから、容易に理解ができますよね。

日本の上場企業の業績は好調です。上場企業の利益合計は5年連続で過去実績を上回る見通しとの情報も報じられていました。でも、日本の株価はぱっとしない状況が続いており、「出遅れ」と言われています。

先日FOMCが0.25%の利下げを決定しましたが、従来、利下げの理由としては、景気の過熱感の抑制だったのですが、サブプライム問題が浮上後、米国景気の減速が懸念され始めています。とりあえず、今は今後の利下げについては「ニュートラル」もしくは「追加利下げなし」のようですが、今後利下げの際、利下げ要因が景気の過熱抑制→景気の減速懸念に変更となったときは、注意が必要です。昔から、米国経済がくしゃみをすれば日本経済は風邪をひくといわれています。日本企業の好業績を象徴する自動車業界も北米販売の依存率は高いですよね。したがって、米国景気減速のシグナルが出たところでは、日本株は出遅れから、妥当ないしは先安懸念という評価に変わる可能性が出てきます。

米国の金融機関のサブプライム関連損失、日本企業の好業績、FOMCの利下げ観測、それぞればらばらなニュースソースですが、私なりにつなげて考えると、こんな感じです。

実は先月から自分のポートフォリオの見直しに取り掛かっています。現状をざっくり言うとアセットクラスでは株式がほとんど大半、地域では日本に8割以上、業種では金融に半分強(こちらは各地の銀行に投資するというスタンスなので、むしろ少ないくらいですが)という感じでした。日米の株価見通しは、前述の通り、私としては微妙な感じなので、米国経済との相関が低い(はず)の、アジアへ日本株の資金を振り向けていこうと考えています。と言っても、最近は米国下がれば、中国下がると言う関係も見えてきて、理屈どおりにコトが進むかどうかわかりませんが…。

そうそう、11月5日にシティグループInc.が東証に上場しますね!タイミングとしては、最悪なのはかわいそうですが、株価が楽しみです。



WEBCLICKERS.NET

人気blogランキングへ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年11月04日 11時51分16秒
コメント(0) | コメントを書く
[日本株] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X