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2007年11月27日
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カテゴリ:日本株
以前、このブログでも取り上げ、実際に投資した琉球銀行について、中間決算も出たことですし、レビューをしてみます。

(1)株価の推移
私が購入したタイミングでは、15万円半ば。現在、13万円前半ですから、約2万円の含み損です。購入が10月頭ですから、その後のサブプライム余波に完全にやられた格好です。

(2)業績
中間決算(単体)概要は以下の通り(地銀の場合、連結対象企業は銀行本体に比べて小規模のため、連結決算は割愛します)。
業務粗利 149億円(前年同期比▲5億円)
業務純益  45億円(同比▲8億円)
経常利益  38億円(同比▲5億円)
業務粗利は、まぁ事業会社で言うところの「売上」になるのでしょうか。要するに、売上が5億円減ったので、利益も5億円減りました、という中間決算です。減収要因を更に見ると、国内の資金利益の減少がそのほとんどです。資金利益=資金収益-資金調達費用ですから、まぁ平たく言えば、預金と貸出の利ざやです。証券投資のインカムゲインも、資金収益に含まれますが。一方、貸出は前年同期比+437億円、預金は同比+191億円(いずれも末残ベースで、平残ベースではそれ以上の増加)と、業容は順調に拡大しています。

業容(銀行の資産規模≒顧客との取引額)が拡大しながら、資金収益が減少しているということは、すなわち利ざやが縮小していると言うこと。そこで中間決算を良く見たら、やはり利ざやは、前年同期比▲0.08%減少していました。ざっくり計算すると、この利ざや縮小分が、ほぼそのまま減収分となってました。利ざや縮小要因は、調達コストの上昇でした。貸出利ざやは0.02%しか改善していないのに、預金の調達コストは、▲0.23%も悪化していました。正直、この要因はよくわかりません。前年9月0.20%→本年9月0.43%となっていますが、銀行預金の金利が、ここまで上昇した実感がありますでしょうか?私にはありません。謎の預金利率の上昇です。一方で貸出の利上げ交渉はうまく行ってないのでしょうか?ほとんど前年と変わらずということでした。

(3)今後の方針
とりあえずホールドです。
業績については、貸出利ざや改善を要しますが、いわゆるサブプライム関連投資の影響は少なそうです。株価はPER10倍をきっており、割安水準で、沖縄経済の動向は、個人的には中期的に明るいと考えています(足元では、建築基準の厳格化で、建設関連→住宅ローンが厳しそうですが、沖縄だけの要因ではありませんし)。まぁ、そもそも株主優待の「定期預金金利+0.5%」狙いですから、少なくとも3月末までは保有したいと思っています。
なお、同じ沖縄県の第二地銀、沖縄銀行は、海外の投資ファンドが8%超を保有しています。再編期待や、その他便乗投資と言う意味では、沖縄銀行のほうが妙味があったかもしれません…。

今回の内容は、専門的過ぎましたかね!?しょんぼり



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最終更新日  2007年11月27日 10時19分59秒
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