猫の去勢手術/不妊手術(避妊)について
●前回のハチミツの不任手術と合わせて、自分なりに調べたメモ● 疑問点については3件位の獣医さんに電話してきいた。 ねこのもしもし相談室にも電話した。 ちょっと心配性。 いぬねこの去勢/不妊手術は獣医さんにとっては 最も経験が多い手術で、頻繁に行なわれているものだろうけど、 去勢/不妊手術について色々調べた時私が最初にみたものは 「去勢/不妊手術の危険性についてー安易に考えていませんか?」 というページだったので、限りなく不安になってしまった。 そこには見るも無惨な術後の病状の写真や、 命を落とした失敗例が並んでいる。 そもそも麻酔というのが犬猫にとって大変危険なものだという 話が沢山並んでいた。 これを読んですっかり怖くなった私は色々調べ回った。 そもそも去勢/不妊手術を何故するかという話になると ●子共が増えると困るから ●発情期の鳴き声の煩わしさ/マーキング行為 が目的となると、それは人間の都合だけだから、 交尾しないようにする、防音について考える等の工夫で 危険のある手術を冒す必要はない気がする。 しかし、去勢/不任を行なうと ●性器系の病気 ●発情期に外に出たがる事が多く、交通事故や なわばり争いによる猫同士の病気感染争 という危険性を防げる。 また発情期のストレスは猫にとっても相当のものであるという 記載を読み、またどんな手術でも危険が0はありえない事なので 考えたあげくねこの意見をきかないで悪いとは思うが 手術する事にした。 (どうせあんた、一生する相手いないだろうし、もんもんと過ごすのも嫌だろうから去勢しとく?って言っても、人間は去勢する人いないだろうしなあ,,,,うーん悪いなあとは思うんだけど) 手術、麻酔の危険性を減らす為に病院を念入りに選ぶ事にした。 【時期について】 ♂10月齢、♀6月齢という意見が最も多かった。 本当は3月齢でも可能だが、ある程度体が出来上がってからの方がいいという話。 最初の発情がきてからの方がよいとの意見と、 ♀の場合は最初の発情前にした方がよい、 乳癌/子宮癌の発生率をだいぶ低く押さえられるとの意見も。 マサムネは10月齢に達していなかったが、 触診してもらってOKが出た。 【値段】 動物病院は人間の病院と違って一定額ではないので 病院によって開きがある。 獣医学部がある大学周辺は、安くて腕のいい病院が多いらしい。 羨ましい話だ。 ♂1万~2万円、♀2万~3万円が平均らしい。 沖縄はやや安め。 【血液検査について】 体の麻酔適合を調べるために、血液検査は行なうべき、 という意見が多くあったが、3歳以下の特に疾患の無い 健康な猫なら不要と考える獣医も多かった。 私は使用麻酔機材を確認し、触診をしてもらい血液検査はしなかった。 【使用麻酔】 おおざっぱな分け方をすると注射麻酔とガス麻酔。 古い病院は注射麻酔の所も多いが、これは危険も多い。 ガス麻酔も機器によるが、自発呼吸が止まった時 自動で人工呼吸に切り替える機器を使用しているという病院に決めた。 【術後】 5日分程の抗生物質の薬が出る。 錠剤は昔飲ませるのに苦労したので 手術のストレスが多きいので術後のストレスが少ないように えさにまぜてもいい粉剤にしてもらう。 ご機嫌とるため、缶詰のうまいご飯に混ぜて与える。 傷口を舐めない為にハチミツは術後セーターみたいなのを 病院が用意してくれた。 マサムネは無し。♂は縫合しないので あまり気にならないみたい。 念のため術後は他のねこと舐めあったりじゃれあって 傷口が広がらない様に部屋を隔離した。 その為か、手術の効用か、5日間の隔離の後は ハチミツは以前より甘えん坊になった。 はやくに手術したからか、今でも一番子供っぽい。 マサムネとは今日から私と2人っきりの蜜月。 *************** 多分自分の病気等だったら、近いから、や安いから、 で簡単に決めるんだろうけどなあ。 昔はあまりにも過保護すぎるママや畜主って ひいていたけど今なら気持ちわかるわあ