新年好!&翡翠用語中国語講座2
新年好(ハオ)!新年明けましておめでとうございます、との意味です。なんと新年の発音は日本語の発音と同じです。 中国では現在、春節(旧正月)を迎え人々は大騒ぎをしております。横浜の中華街では中国式の獅子舞も登場して踊っているようです。なんにしても中国人にとっては春節が一年のうちで最大のイベントです。私の故郷でも爆竹や花火をたくさん使って騒いでる事でしょう。この春節で使用する爆竹や花火は大変な量となっていて過去には住宅火災や、けが人が多数出て1~2年前まで使用禁止になっていました。今はもう解除になっていますのでこの使用量は以前よりも派手?に使いまくっているみたいです。あとは何といっても宴席!宴会!食べる事!爆食民族!です。春節期間中に使用する食材はとんでもないくらい多いです。実家でも今頃はそれ食べろ!やれ飲めや!!それ食べろ!!!の繰り返しの毎日でしょうね(笑)私はこの勢いに今はもうついていけない・・・。でも、私の両親が若い頃は食べて行くのに精一杯な時代だったので、食に対する執着は理解できなくもないです。9つ年上の兄が幼少時代の遠足は肉まんを持たせるだけでお金持ちと言われるほどの時代だったと母から聞いています。私はこの余裕ある時代に生まれてきてとても幸運で、感謝です。宴会に参加し食べたつもりで、中国の食事風景を写真で眺めてます。前回の仕入れ帰省時に撮った写真です。ドデカイ器で伊勢えび、日本同様人気な食材です。 実家についた日、ちょうど息子の5歳の誕生日でした。家族が息子の誕生日を祝ってくれました。何事も派手な家族は3段の誕生日ケーキを用意してくれた。前日、日本の自宅で4寸サイズのケースを食べた息子はまったく大きさの違うケーキを前に大興奮(笑) 私は2時間も3時間もかけてする夕飯はとても時間の無駄と思ってるので、ひとりで帰省する時は時間のかかる食事はほとんど避けていたが、毎回旦那と息子を連れて行くときはさすが避けられない。実家の家族は皆、旦那と息子が大好きなようです。言葉が通じないのに、何か一生懸命コミュニケーションを取ろうとしています。なんだか私が旦那から返される事に恐れているのかな・・・せっかくとんでもない娘を送り出したのに、返品は出来ないよって感じ???(笑)息子が持っているのはスイカの皮で、その皮に「誕生日おめでとう」と文字が浅彫で入ってます。 たぶん食事の雰囲気で誕生日って事をレストランが察知してそのメッセージ付のフルーツ盛り合わせが登場しました。以前の中国ではそんな心使いは考えられないけど、いまは変わったなぁと思いました。びっくりしたのは日本の食材がレストランにもズラッリと並んでいる事。花咲かに、タラバとか、神戸牛まで、もっともびっくりしたのは秋刀魚です。1匹70元(1000円ほど)!!!いやいや、1000円の秋刀魚は遠慮します。自宅近所のスーバーでは100円とか、安い時は68円だって買ったことがある。身分は違うね、海を渡れば・・・息子がばあちゃんから頂いた誕生日プレゼント。24金の茶碗セット。小さいの。日本の初節句みたいな意味です。すくすく成長の願いをこめて。 中国式な枯山水、息子が大好きな一角。毎回実家に帰る時は金魚に餌を与えます。金魚は皆石の後ろに逃げてしまいます。金魚さんを待っている息子もまたまたかわいいです(笑) 天然石の卸屋、翡翠用語中国語講座!!わ~あ!!!てなことで、前回のブログでもご紹介いたしました翡翠に関する中国語を今回も何点かご説明致します。ぜひ!この機会に勉強(勉強は嫌じゃ!)してあのHPをご覧になる時ご参考にしてください。それでは~ カラン、コロン、カラン。(お客様への回答だったのです)1.玻璃種:ガラス質 2.氷玻種:氷質~ガラス質3.氷種:氷質4.氷糯種:氷質~糯米質 晴水種の質感は氷質に似てます。ただし、氷質は内部に綿のような翡翠の結晶が見られるものがほとんどですが晴水種にはそのようなものはあまりみられません。店によっては、氷翡翠と呼ぶこともあります。 ちなみに「罕世」とは「この世に二つとしてないくらいめずらしい」という少しばかり自信過剰な表現でございます(笑)。 [老坑について]日本ではろうかんと呼びます。中国の翡翠業界では「老坑」と表記されます。「老」は古い、「坑」は鉱床、鉱脈の意味です。「老坑」はミャンマー最初の翡翠鉱脈を指します。最高級の翡翠は何故かこの「老坑」で採掘されたものばかりとなっているので、自然に老坑翡翠、老坑種と呼ばれるようになりました。「老坑」は最近では枯渇(多採掘が原因)したため貴重となり、この二、三十年で何百倍、千倍以上値上がりしております。もちろん、超高級品、高級品という前提ですが(ろうかんにもピンからキリがありますので)。 蛍光:翡翠内部に光学反射現象があるものを言います。その結果、蛍光翡翠はより翡翠の質感が得られます。光源で色が変わって見えるので、蛍光翡翠の楽しめるところでございます。ただ、肉眼ではキラキラな感じはしません。光の溜まり方が楽しめます。 蛍露:滴露蛍光とも呼びます。朝露のようなみずみずしい質感が名前の由来になってます。玻璃種の最高ランクです。ただ、この老坑蛍露玻璃種のなかでも何十万円~何千万円のものから何億円までのランクの商品がございます。最後にお金!金額ですね。画面に RMB の表記が有ります。これは中国元という意味です。また桁が、 123,456.78 とありますが最後の2桁(7.8)は中国元表示で元の1/10の単位で角、1/100で単位で分となります。日本でいう昔の何円何分との意味合いです。最近は国際レートがかなり上げ下げしておりますので、ご購入なさるのにどうしようかなと考えているうちに、高くなったり、安くなったりしています。market priceと英語で表記されています金額は一般市場価格です。ですので、ご参考程度にご覧頂きたいと思います。また次回をお楽しみに。(いつになるかは ヒ!ミ!ツ!!)それではまた。-----------------------------------------------------------------天然石の卸屋 古古翡翠 お問い合わせ