読レポ第785号 ぶり返す「怒り」「さびしさ」 「悲しみ」は捨てられる!プロローグ プ-3日米述べ4000人に カウンセリングして気づいたこと
読レポ第785号 ぶり返す「怒り」「さびしさ」「悲しみ」は捨てられる!著:心理学博士 古宮 昇発行:㈱すばる舎 プロローグ プ-3日米述べ4000人にカウンセリングして気づいたこと著者はつらい気持ちがぶり返すのは、こころからのシグナルで、大人になってなった今の自分にふさわし考え方を「自分らしく、のびやかに生きていますか?」 「やすらぎや調和、幸せから遠ざかっていませんか?」 「苦しむ自分を変えてみませんか?」などのサインではないかと思います。 そのサインに適切に変化することで、より穏やかで楽しい人生を送ることができるはずです。 17年以上で4,000以上のカウンセリングをしてきましたが、 その背景は深刻なトラウマや親からの辛辣な仕打ちを受けてこころに深い傷を抱えている方々などです。 そのつらさの根っこにあるのが「愛情飢餓」で、カウンセリングを受けた方はそれに気づいて癒す準備をはじめていった人たちです。と著者は述べています。確かに大人になって行く上では、親の庇護から離れて、自我を形成して行く中で 「自分らいく」の衝動が芽生えてきます。 その芽生での成長で親からの無償の愛情が薄いと成長が阻害要因になりえます。 その愛情の薄さの「愛情飢餓」が成長をとめてしまい 苦しみを作ってしまうのだろうと思います。 私も見ていると「怒り」や「さびしさ」「悲しみ」の人のなかの一部の方には、「愛情飢餓」を感じます。