読レポ第1082号 不安・イライラがスッと消え去る 「安心のタネ」の育て方 :安堵のため息をつく
読レポ第1082号不安・イライラがスッと消え去る「安心のタネ」の育て方~ボリヴェーガル理論の第一人者が教える47のコツ~著:浅井咲子発行:㈱大和出版第2部「安心」を育てる2つのスイッチ・47のワーク:安堵のため息をつく 1日の仕事を終えて自宅に戻り、「はあ~、疲れた~」と、ベットに身体を投げ出したことはありませんか? あのときに出ている「はあ~」が、心地よい疲れと充実感とともに訪れる「安堵のため息」なのか、心身ともに疲弊した「不安や怒りのため息」なのかで、神経へ影響が変わってきます。 1日を振り、その日にあった楽しかったことやほっとしたこと、うまくいったこと、人から親切にしてもらったことなど、あなたにとって良かった出来事を思いだしてください。 そして「はあ~~~~~(良かった♪)」と、声を発しながら深く息を吐くのです。 このワークは、呼吸を長く吐くことと、「はあ~」と声に出すことで咽頭や喉頭、肺、心臓を刺激してます。 これによって、フロントスイッチを使い、育てることができます。 外でがんばったら自宅に戻って、気持ちのリセットにもなる安堵のため息をつきましょう。と著者は述べています。 確かに、たまに(月に数回)、仕事を終えて「はあ~」と心の中で呟く、ため息をつく事は、あるが、、声に出して言ったことは無かったです。 また、私は仕事の終わりの挨拶には「お疲れさまでした」から「充実さまでした」と切り替えています。それは、「お疲れさま」と相手に声をかけると仕事の中で”疲れ”たことにフォーカスしがちになるからです。「充実さま」と挨拶することで、相手が仕事で”充実”したことにフォーカスするからです。 ただし、「お疲れさまでした」の挨拶は、相手の仕事への労いもあるので状況によっては、使い分けるといいと思います。 本題に戻りますが、著者が言っているように「はあ~~~~~(良かった♪)」と、声を発すると、咽頭や喉頭、肺、心臓を刺激してフロントスイッチを使い、育てることができるみたいです。私も今後、試していきます。 実は昨日、来年度の事業の話を取引先と打ち合わせして、「はあ~~~~~(良かった♪)」と自宅に戻って、気持ちの中で呟いていましたが、今後は声にだして、「はあ~~~~~(良かった♪)」とプラスの感情をのせて声に出す事にします。 月に数回で良いので「はあ~~~~~(良かった♪)」と声に出して、興奮した時の交感神経にブレーキをかけるフロントスイッチを育てましょう。