「毎日更新」読レポ第2124 承認欲求捨ててみた 〇愛着障害もどきは1億人?
「毎日更新」読レポ第2124承認欲求捨ててみた~他人を恐れない自由な心を手に入れる自己改造法~著:諸富祥彦発行:㈱青春出版社第3章 承認欲求に振り回さている、こんな人たち⑪「自分は被害者」だと思ってしまう心のクセ(被害者ロール系)〇愛着障害もどきは1億人? 最近、愛着障害やアダルトチルドレンに関する関心が高まり、多くの人が「親から愛されていないから幸せになれない」と考えがちです。本当の愛着障害は少数派ですが、「愛着障害もどき」と呼ばれる心の絆を築けない人は多く存在します。彼らは他人との距離感が上手く調整できず、自己診断で愛着障害だと思い込むことがあります。 愛着障害に関する本を読むと、多くの人が自分は愛着障害でないと感じ、その原因を親に求めるようになることがあります。このようなトラウマ理論は一時的には役立ちますが、「自分は愛されていなかった」という考えに固執してしまい、親を恨むことで人生が変わらなくなる危険性があると筆者は述べています。 私は、愛着障害(愛情障害もどき)やアダルトチルドレンに関しては、いつまでも親も子も精神的に自律していない現象ではないかと思う。お互いが一人の人間として、尊重しあうことが大事です。 よくあるのは、親が子ども境界線に土足で入ってしまい、子どもが自分で決めることに親が境界線を越えて入り込むことです。、無意識だろうが、親が子ども支配してアダルトチルドレンになることがあります。それは、過剰な子どもへの愛情です。それにともない、子どもは「愛されたい」という気持ちが強くなります。「愛されたい」という気持ちに依存していくのでしょう。親の過剰な愛情の背景には、「寂しさ」が潜んでいる場合があります。 そのアダルトチルドレンになった子どもは気づくと、場合によっては、親を恨むことに固執してしまうこともあります。 愛着障害(愛情障害もどき)やアダルトチルドレンには、まずは、過去を手放す心の量稽古のトレーニングです。過去を手放すことで、つぎは孤独力を磨くことで自分らしい自分軸の人生になって行きます。